鎌倉のあじさい名所は?見頃は?種類は?
2016/05/07
6月はじっとりとした梅雨の時期ですが、紫陽花が綺麗な見頃の季節にもなりますね。
今回は鎌倉の紫陽花について気になるところをご紹介してまいります。
梅雨は憂鬱な季節でもありますが、ちょっと視点を変えて紫陽花に目を向けてみてはいかがでしょうか。
綺麗な紫陽花の花が梅雨の気持ちを和ませてくれますよ。
鎌倉のあじさい名所は?
紫陽花と言えば、鎌倉が代名詞となるくらい紫陽花でも有名な神奈川県の鎌倉ですが、鎌倉にある寺院ののなかでも紫陽花で有名な寺院はいくつかあります。
■鎌倉あじさい名所
・明月院(めいげついん)
神奈川県鎌倉市山ノ内
別名「あじさい寺」とも呼ばれる紫陽花の名所で、境内では「ヒメアジサイ」という日本古来の品種で「明月院ブルー」と呼ばれる淡い青色に染まる紫陽花が観光客などに人気となっています。ほかにも、山門への階段と丸窓が有名な撮影スポットなどもあります。
拝観時間 8時30分~17時
拝観料 500円
・長谷寺(はせでら)
神奈川県鎌倉市長谷
40種類約2500株のあじさいが咲き誇る散策路で、斜傾地を利用した「眺望散策路」の階段から、経蔵の屋根とあじさいの日本らしい風景を楽しむことができます。「見晴台」は紫陽花と合わせて由比ケ浜と鎌倉の街並みが一望できるので、おすすめです。
拝観時間 8時~17時
拝観料 300円
・光則寺(こうそくじ)
神奈川県鎌倉市長谷
北条時頼の重臣宿谷光則が創建した寺で、お寺のシンボルともなっている「カイドウ」は推定樹齢約150年とも言われており、「かながわの名木100選」に指定されています。四季折々の花々を楽しむことが出来、紫陽花のほかにも菖蒲や黄菖蒲も見ることが出来るのでおすすめとなっています。
拝見時間 9時~16時30分
拝観料 200円
・鎌倉宮(かまくらぐう)
神奈川県鎌倉市二階堂
鎌倉宮は別名「大塔宮(おおとうのみや、だいとうのみや)」とも言われ、明治天皇が建立し、護良(もりなが)親王を祀ったといわれています。親王の首を置いたという首塚は、現在は樹齢100年以上の楠の大木が茂る神苑となっていて、紫陽花とともに森林浴を味わえる場所ともなっています。
拝見時間 9時30分~16時30分
拝観料 300円
・瑞泉寺(ずいせんじ)
神奈川県鎌倉市二階堂
住職が夢窓疎石(むそうそせき)作の庭で知られる名園で、庭園は鎌倉期唯一の国の名勝に指定されています。閑静な場所で周囲を花や木々に囲まれている為、雰囲気もよいので人気のスポットエリアとなっています。
拝観時間 9時~17時
拝観料 200円
・東慶寺(とうけいじ)
神奈川県鎌倉市山ノ内
江戸時代には「縁切寺」として知られているお寺ですが、紫陽花のほかにも四季折々の花々を楽しむことが出来ます。紫陽花だけでも数種類あり、同時に花菖蒲や岩タバコなども楽しめます。
拝観時間 8:30~17:00
拝見料 200円
ちなみに、東慶寺は映画「駆込み女と駆出し男(2015年5月16日公開)」のモデルとなったお寺でもあります。
拝観時間は時期により異なる所もありますので、詳しくはHPなどで確認の上、お出かけください。
鎌倉のあじさい見頃は?
お寺や紫陽花の種類、天候などによっても見頃は変わってきますが、鎌倉一帯のあじさいの見頃ピークは例年6月中旬~下旬頃となっています。
雨の日の散策はちょっと手間ですが、紫陽花を見るには雨日和も風情があっていいかも知れません。
鎌倉のあじさい種類は?
紫陽花といってもよく見てみますと色だけではなく、花の形などもそれぞれ異なっているものもたくさん見ることが出来ます。
鎌倉内でも寺院によって異なった種類の紫陽花があるようですが、現在、紫陽花の種類は3,000種類以上あるといわれています。
ヤマアジサイ、エゾアジサイ、ヒメアジサイ、ガクアジサイなど、ほかにも園芸品種として存在していますが、とくに園芸品種などは世界各国で改良が進むため、年々増えてきているようです。
それぞれ異なった紫陽花を観賞して楽しむのもよいですね。
まとめ
成就院(鎌倉市極楽寺)の紫陽花も有名ですが、成就院は2017年まで参道が工事戸なっている為、紫陽花を見ることは出来なくなっていますので、ご注意ください。
余談ですが、この時期になると、元おニャン子クラブ城ノ内早苗さんの「あじさい橋」の唄を思い出すのは自分だけ。。。