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マンション管理組合理事の仕事は?理事の決め方は?拒否出来る?

      2015/09/27

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マンションや団地を購入されてお住まいの方は、管理組合の理事としての仕事が定期的に回ってきますが、これから理事になる方や、まだ理事になていないが、理事とは一体どんなことをしているのか気になるところですね。

今回の気になるは、マンション管理組合理事の仕事や理事選任方法などについて、調べてみました。

是非、自分が理事になった際の参考にしてくださいね。

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マンション管理組合の理事の仕事は?

そもそも、管理組合ってなにをしてするところなのかというところですが、一戸建ての住居と異なり、マンションや団地では複数の住民(区分所有者)により共有部分(廊下、エレベーターなど)を所有者全員がルール(管理規約)に従って管理していかなければならなく、所有者の意思を反映したマンションの維持管理をスムーズにすることを目的に構成されているのが管理組合です。

この管理組合の目的を達成させる為に、理事会などの組織や役割が存在しているのですね。

そして、区分所有者となった瞬間より必然的に組合員となるわけです。
区分所有者が組合員となるので、区分所有者から借りて住んでいる賃借人や同居している家族などは組合員にはなれません。

マンション所有者の意思を反映した維持管理が目的ですので、その仕事内容は目的を果たす為に様々です。

・共有部分等の保安、保全
・長期修繕計画に関する作成など
・風紀、秩序、安全維持関連
・修繕積立金の運用
・防災関連
・規約、広報関連

上記以外にも、区分所有者が快適に暮らすためのコミュニティ形成や町内会などとの渉外業務など、多岐に渡ります。

そして、仕事内容を推進するのが、理事会であり、理事会メンバーより

・書記
・広報
・会計
・総務
・営繕
・建築設備関連
・駐車場、駐輪場
・防災防犯

などの役割が与えられています。

内容によっては、預かった財産を運用する内容などもありますので、理事会などの話し合いによって所有者が納得出来るよう使途を考えることも求められます。

あらためて理事総会などへ積極的に参加して、普段よりどのような運営が行われてるのかを確認してみることも必要です。

理事ではなくても、区分所有者全員が組合員であることを認識し運営に携わることが大事です。

マンション管理組合の理事の決め方は?

区分所有者となった時点から組合員となりますが、それでは理事会の理事はいったい、どの時点でどのように選出されるのでしょうか。

理事の選任方法は各組合によって様々ですが、一般的には、次の2パターンがあります。

・輪番制
・推薦(自・他)制

それぞれにメリット、デメリットがあり、どの選出法が良いとは一概に言えませんが、自分の日常の仕事を抱えている中であまりやりたがらない方も多く、そういった場合は輪番制を導入し、強制的に選出した方が良いです。

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どうしても、みんなの時間が合う土日などの開催が多く、月1回程度の開催となるので、自分の仕事があまり休みしかない方などは負担になります。
さらに、理事長などに選任された場合などはもっと時間を割くことになるでしょう。

また、輪番制で原則全員に携わってもらうことにより、自分のマンション、団地への関心が高まり、維持管理についても積極的な運用を行える可能性が高まります

しかし、輪番制の場合は、課題などに専門的な事案が発生した際など、専門性の高い人が居なく、解決に向け時間を要してしまう可能性もあります。

推薦の場合は、とくに他薦などで選ばれた場合、不公平感が残る可能性がありますね。

任期は1年としているところが多いですが、2年任期や1年ごとに半数を改選としている組合もあるようです。

所有者が少ないところでは、輪番制などを採用した場合、数年でまた当番になります。

マンション管理組合の理事は拒否できる?

病気や海外出張など特段の理由がない限りは理事就任の拒否は出来ません。
理由等については、別途ご自分のお住まいの組合規約等で確認してください。

輪番制にしても推薦にしても、選ばれた以上はやらなければなりません。

マンションや団地に区分所有者として所有している以上は、理事も当然のこととして受け入れましょう。

そもそも購入時の条件のひとつとしてある訳で、そこも了承の上、購入したということになります。

規約違反となる以上、住むことが出来なることも最悪想定しなければならないでしょう。

しかし、理事長などの選任となった際に、理事長を拒否する際には、それなりの理由を持って理事会内で決めていくことは出来る場合もあります。
管理組合1

まとめ

ここまで見てきますと、理事の仕事って大変そうで時間もとられると考える人も多くいますが、自分の住んでいる住居環境を少しでも良くし、資産価値を少しでも高めて維持していくことを考えれば、自分の家を自分で手入れするのと同じくらい、理事会に積極的に参加し意見を出し合うことも重要と考えることが出来るのではないでしょうか。

自治会と混同される方もいますが、自治会と管理組合では内容が異なります。
自治会は地域の親睦を深め地域生活向上を目的とし、管理組合は管理対象物の維持管理を目的としています。

どちらも快適な暮しを目指すことに変わりはありませんが、同時期に当番となる場合もさらに負担が増える場合もありますね。

あらためて、自分の住まいの管理組合や自治会に目を向けて関心を高めてみましょう。

見方を変えるとまた違った取り組み意識が生まれてくるものですよ。

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