北海道の桜の名所は？開花時期は？おすすめスポットは？
2016/02/04
まだまだ桜の開花はこれからですが、日本列島で桜前線最終地の北海道も桜の時期には満開で美しい名所がたくさんあります。
本州で観桜をした後に、北海道旅行などを計画されると、1年で2度おいしい桜の時期を楽しむことが出来ます。
今回は北海道エリアの桜の名所について気になるところをご紹介していきます。
場所によっては、残雪に映える薄紅色の桜が素晴らしい所もあります。
北海道の桜の名所は？
北海道は広大なだけに見所も様々です。
■北海道エリアの桜名所10選
・五稜郭公園（北海道 函館市）
幕末の箱館戦争の舞台ともなった五稜郭跡に咲き誇る約1600本の桜はお堀の水面に映る姿とあわせて壮観です。
・旭山公園（北海道 旭川市）
観光客などでも賑わっている旭山動物園に隣接する公園に咲く桜ですので、家族連れやお子様連れでも楽しむことができちゃいます。
・天都山桜公園（北海道 網走市）
桜前線も最終地点のころに位置する網走で、近くにある展望台からはオホーツクも見渡せる素晴らしい景観です。近くには網走刑務所もあり、観光スポットとしてもおすすめです。
・清隆寺（北海道 根室市）
樹齢150年といわれているチシマザクラは、明治時代に国後島から移植された桜で、日本一遅く咲く桜として有名です。
・登別温泉花のトンネル（北海道 登別市）
現在の天皇陛下のお誕生日を記念して1934年に地元の有志で植栽された約2000本の桜で、JR登別駅前より温泉街へかけて約8kmの桜並木となっています。
・松前公園（北海道 松前郡松前町）
やはり桜に合うのはお城ですが、松前城一帯の1万本約250種の桜も「さくら名所100選」にも選ばれる名所です。
・芝ざくら滝上公園（北海道 紋別郡滝上町）
桜の樹木とはちょっと異なりますが、滝上公園の芝桜も鮮やかなピンクで見応えがあり、例年5月中旬頃より約1ヵ月程度咲き続けています。ヘリコプターの遊覧飛行などもあり一度は見ておきたいおすすめスポットです。
・二十間道路桜並木（北海道 日高郡新ひだか町）
約7kmに桜が立ち並ぶ並木通りは、並木の幅が約36m（二十間）あることから二十間道路と呼ばれるようになっています。半数以上の樹木が樹齢80年を超えているそうです。
・モエレ沼公園（北海道 札幌市東区）
彫刻家イサム・ノグチ氏が設計した広大な公園に約2600本の桜が咲き誇ります。
・北海道立真駒内公園（北海道 札幌市南区）
1972年の札幌オリンピックでメイン会場として使われていた公園で、85万㎡の敷地で桜を観賞することが出来ます。
北海道エリアも時期をずらせば、何回かに分けて桜観賞を楽しむことが出来そうですね。
北海道の桜の開花時期は？
北海道は広大な為に開花時期も地域によって異なってきます。
早いところですと4月下旬頃が開花時期となり、根室などの道東方面になると6月中旬頃までと開花時期に大きな差があります。
札幌周辺ですと例年5月のゴールデンウィーク付近がちょうど見頃となっています。
今年の開花予想はまだ出ていないようですが、情報を取り入れてタイミングよく見ることが出来るようにしておきましょう。
北海道の桜のおすすめスポットは？
北海道と言えば、やはり雪がイメージされますが、タイミングが合えば残雪を背景に綺麗な桜を見ることが出来ます。
残雪の白と夜桜を一緒に見ることが出来れば、暗闇の中に浮かび上がる白と薄紅のコントラストで幻想的な雰囲気を味わうことが出来ます。
天候によっては、開花した桜に雪が降り桜の花に積雪した花見が出来る場合もあります。
天候にもよるのでスポットを特定するのも難しいのですが、5月上旬ごろに開花する場所などではまだ雪が多く残っていますし、雪が降る可能性も高いので、札幌付近も良いかも知れません。
幻想的な光景ですが、ご覧になりたい方は開花時期の天候も要チェックですね！
まとめ
立木の桜とはちょっと趣は異なりますが、先ほどの名所にも入っている、紋別郡滝上町の芝ざくらなども広大な中で見渡すと素晴らしい景色です。
北海道の5月頃はまだまだ朝夕の冷え込みも厳しく寒い日もありますが、是非素晴らしい桜並木を見物に出掛けてみましょう！！