マンションのリフォームタイミングは？相場は？工事期間は？
2016/01/27
マンションを購入して数年もすると家族などの環境も変わり、リフォームを検討する方も多いです。
リフォームを実施される方は、どのような条件や環境においてリフォームを決断されているのでしょうか。
今回はマンションにお住まいの方向けに、マンションリフォームの気になるところをご紹介していきます。
いつまでも快適なマンションライフを過ごしていくために参考にしてくださいね。
マンションのリフォームタイミングは？
マンションを購入するときは、立地環境や職場からの距離、子育て環境などを条件に選択して購入しますが、マンションを購入して10年位経過してくると、家族構成にも変化があったり、住み慣れた部屋を変える目的などで、リフォームを検討される方も多いですね。
みなさん、どのようなタイミングでマンションのリフォームを検討されているのでしょうか。
■マンションリフォーム検討タイミング
・家族が増えた時（出産）
・子供が大きくなってきた時（小学校や中学校進学など）
・老後夫婦2人で暮らしはじめる時
・SOHOなど自宅兼事務所
自宅で仕事を始める際などもあるようですが、やはり子供が大きくなってきてそれぞれの部屋が必要となるタイミングなどにリフォームを検討される方が多いようです。
マンションを購入する時期も人によってそれぞれですが、比較的30代後半から40代位が多く、お子さまが生まれたばかりや小学校に入学するようなタイミングの頃に購入をされているようです。
お子様が小学校を卒業して中学校に入学する頃や高校などに進学するタイミングで、部屋をリフォームするのが、凡そ購入後10年程度経過した頃となります。
マンションですと一般的には世帯持ちで3LDKや4LDKとなりますが、一部屋のみをリフォームする方やキッチンのみリフォームといった方も目立ちます。
ある程度年数が経過して、現在の部屋を純粋にリフォームして楽しむといった方も最近では多くなっています。
マンションのリフォーム相場は？
マンションのリフォーム相場は内容にもよりますが、100万～200万程度を想定しておくのがよいでしょう。
例えば、リビングであれば床の材質を変えたり、壁面のクロス張りやエコカラット（吸湿性がよく、防音効果などもある）仕様にするなど、いろいろなリフォームが検討できます。
床材や壁面クロスなどのリフォームであれば、50万円～100万円程度で済みますが、部屋間の間仕切りを撤去したり、反対に間仕切りを造作したりする工事が伴うと100万円を超えた金額になってきます。
リフォームに際し、浴室などで浴槽を交換したり台所のキッチンカウンターを交換するなどした場合は200万円も視野に入れなければなりません。
とくに水廻りのリフォームが伴う場合は、費用感がアップすることを念頭に計画を立てておきましょう。
70㎡の部屋を全面的にリフォームすると500万円を超える費用となるデータもありますので、計画的にどの程度までリフォームするのかを検討しておきましょう。
10年でリフォームを検討するのであれば、年間20万円、住宅ローンとは別に月に約2万円程度の貯金が必要となるイメージですね。
マンションのリフォーム工事期間は？
リフォームの工事期間は工事の規模にもよりますが、全面リフォームした場合は30日～40日程度かかります。
壁、天井のクロスだけであれば10日程度で完了しますが、フローリングもリフォーム対象になると20日程度は必要となってきます。
一般的に工事期間中の仮住まいとしては、マンスリーマンションやホテルを利用されることが多いですので、リフォームの予算を立てる際には、仮住まい中の費用もみておくことを忘れないようにしましょう。
まとめ
リフォームを検討される方もいる一方で、売却や賃貸など検討して、あらたな住まいに移る方もいます。
最近では「民泊」も話題となっていますが、あらたに様々な問題なども発生していて、今後の展開が気になるところです。
マンション住まいから戸建に移る方もいますが、マンションも戸建もそれぞれにメリットデメリットがありますので、よく検討してみることをおすすめします。
老後などは戸建でゆったりと過ごすのも良いですが、ご自宅のメインテナンスなどはかなり大変ですので、マンションなどであれば比較的メインテナンスなども少なくて済みます。
小さくても庭があって園芸をする楽しみなどは、戸建特有のものであったりもします。
暮らしやすさが一番ですね！