お正月のお年玉はどこまであげる?相場は?喪中のときは?
2015/11/15
お正月になると親戚同士で集まったり、実家に帰って普段会えない方などに会えたりと
楽しいひとときを過ごすことができますね。
親戚同士で集まる際に気になることのひとつにお年玉があるのではないでしょうか。
今回は毎年お正月にちょっと気になるお年玉についてご紹介していきます。
お正月のお年玉はどこまであげる?
お正月に実家などに帰ったときなど、久しぶりに親戚が集まった場で、「あれっ、この子はどこの子??」なんていうときがありませんでしょうか。
しばらく会っていなかった親戚や従兄弟などで、結婚や赤ちゃんが生まれた時には、はがき等で案内が届くのでなんとなく知ってはいましたが、幼稚園や小学校にいつの間にか入園、入学していて、久しぶりに会ってビックリという時もありますね。
赤ちゃんのときなどは、お年玉という感じもしませんが、幼稚園や小学生ともなてくると、お年玉が瞬時に頭をよぎります。
お正月には親戚以外にも近所の方や、会社でお付き合いのある方など様々な方が、お子さまをお連れしてご挨拶にこられますね。
私たちが小さい時には親戚からだけではなく、近所の方や親の会社の方などが見えられた際にもお年玉をいただいたものですが、私たちが大人になってお年玉を反対に渡す立場になってきた今、どの範囲までお年玉をあげるのがよいのでしょうか。
・自分の子供
・甥
・姪
お年玉を渡す範囲は基本的に決まりなどはありませんが、一般的には、自分の子供、甥、姪までとなっています。
久しぶりに会うからといって渡すのも良いですが、一度渡してしまうとお正月に会う際には毎年渡さなければなくなります。
お正月でも数年に一度しか会わない方などは、渡しても良いでしょうが、毎年顔を合わせる方については、付き合いの度合いをみて渡すのがよいでしょう。
自分の子供や、兄弟間であれば、お年玉の変わりにみんなで食事にいくなど、事前に決めておくのも良いでしょう。
双方の子どもの人数によっては、お子さんに渡すお年玉の代わりに、みんなで食事に行ける金額になりますね。
甥、姪以外に渡す際には、付き合いやお世話になった程度により、検討するのがよいでしょう。
お正月のお年玉の相場は?
お年玉の由来は、「歳神(としがみ)さま」を迎える祭りとして、お正月に門松を立てて鏡餅を供えていましたが、供えた餅をお下がりとして子ども達に食べさせていました。
そして、子ども達に食べさせていた餅を「お歳魂(おとしだま)」と呼ばれていたことが「お年玉」になったという説があります。
その他にも、お下がりの餅が年初に配られ、年の初めの賜物として「年賜(としだま)」が変化したとする説、鏡餅が丸いことより「お年玉」になったとする説もあります。
さて、お年玉を渡す範囲がきまったところで、実際にはどの位の金額を渡せばよいのでしょうか。
■相手の学年(年齢)
幼稚園(保育園)~高校生
大学ともなれば自分でアルバイトなどを積極できる年ですので、渡しても高校生くらいまでですね。
■相場
幼稚園(保育園)1,000円~3,000円
小学生低学年 3,000円~5,000円
小学生中高学年 5,000円
中学生~高校生 5,000円~10,000円
甥、姪以外であれば、付き合い度合いによって決めるのもよいでしょう。
あまり多くのお金を渡しても、自分に子ども居る際には相手の親御さんにも気を使わせてしまうことになりますので、相場感的なところでよいでしょう。
お正月お年玉喪中のときはどうする?
喪中の際のお年玉ですが、お正月が服喪期間(続柄によって異なる)であれば、一般的には差し控えます。
お正月時点で服喪期間が過ぎていれば、とくにお祝いやお年玉は大丈夫ですが、どうしても渡す際には、「おめでとう」などの言葉は避けて、渡す際の袋の表書きも「お小遣い」などと書き添えるのが良いです。
まとめ
なにかと気を使うお年玉ですが、もともとの由来はお正月に歳神様をお迎えするお祭りから来ていますので、お正月をお祝いする気持ちと、渡すお子さまの健康な一年を祈願する意味でお渡しするのが良いですね。
渡す方も頂く側も、感謝の気持ちを持って遣り取りしましょう!
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