スタッドレスタイヤの寿命と買換えタイミングは?夏は外す?走行距離は?
2015/09/24
そろそろ冬シーズンに向けた準備が必要となってくる時期ですね。
家庭内においてもストーブや電気毛布、冬用の服類などありますが、雪が降る地域や
雪道を車で走行する予定の方は、冬タイヤの準備もそろそろではないでしょうか。
冬タイヤと言えば、スタッドレスタイヤですが、購入したまま何年も経過したものを
使用し続けていませんか?
今回はスタッドレスタイヤの寿命や交換タイミングなどの気になる点を調べてみました。
スタッドレスタイヤの寿命と買換えタイミングは?
スタッドレスタイヤの寿命はいったいどのくらいなのでしょうか?
結論から言うと期間的には4~5年(シーズン)が一般的な使用での寿命です。
ただし、走行距離が以上に多かったりした際には、時を待たずしてプラットフォームサインが出てきますので、目安にすると良いでしょう。
「プラットホーム」とは使用限度を示すサインで、新品タイヤが50%摩耗した際に、使用限度としてサインを示すタイヤに出る段差です。その名の通り、限界を表すサインなので、「プラットホーム」が露出した状態で冬道を走行した場合、ブレーキ性能悪化や雪路・シャーベット路での走行スリップ可能性が発生します。
また、ある程度の年数を経ると、経年劣化の症状があらわれ、ゴム自体が硬化し、雪面などへの吸着力、圧着力が弱まり、グリップが効きにくくなってくるケースもあります。
保管時の状態にもよりますが、経年劣化症状自体が4~5年を超えたあたりから現れるようです。
見た目にも、ひび割れや触れた感じで購入時より明らかに硬さを感じるようであれば、早めに各ディーラーやカーショップ、GSスタンドへ行って確認してもらいましょう。
スタッドレスタイヤの寿命と夏期シーズ使用は関係あり?
冬期のの雪面を耐え抜いた後、交換がするのが面倒などとズルズルと交換しないとやはり夏シーズンなどはタイヤの劣化が早くなります。
路面に雪や氷がない分、摩擦力が高まり摩耗も早くなります。
また夏の高温時期にはゴムの劣化も早くなりますので、冬期シーズンが過ぎたら、早めに交換しましょう。
夏期シーズンなど保管時期には、日陰で涼しく温度差があまりない場所を選ぶと良いようです。
もともと、4~5年程度の使用期限ですので、期間中は大事に使用したいですね。
私も夏シーズンに、履き潰しと称して履いていたことがありましたが、雪道で乗るのとは異なり、夏タイヤよりゴムが軟らかく出来ているせいか、フワフワした乗り心地でブレーク時もグリップが甘い感じがしました。
やはり夏には夏用のタイヤで安全も乗り心地も確保しましょう。
スタッドレスタイヤの寿命に走行距離はどのくらい?
スタッドレスタイヤの走行距離は1万~1万5千キロ程度でプラットホームが出るあたりと言われています。
先ほどの夏期シーズンに使用などとなると、もっと距離は短くなりますが、雪面、氷面などでは、上記キロ数が一般的な距離となるようです。
タイヤが摩耗してきても、直線走行では走りも停止もある程度グリップは効きますので、まだ使用出来ると感じてしまいますが、タイヤの縁の方は摩耗が激しいので、カーブ路などでは横滑りが発生して危険です。
走行距離数だけに頼らず、必ず定期的に確認することを忘れないように心がけましょう。
また、タイヤを購入した履き始めの頃は、ならし走行が必要とのことで、60km/h以下の走行速度で200km以上の走行距離のならし走行が必要です。
表面のわずかなコーティング剤を落とすためや、タイヤのホイールに馴染ませる意味合いがあるようです。
私も購入当初、雪面上で横滑りをしてしまったことがあります。(冷)
まとめ
最近では、高性能のタイヤも発売されており、さらにグリップ力などは上がっているようですが、性能はメーカーなどによっても異なっていますので、自分の車種や地域の路面特徴なども考慮してスタッドレスタイヤを選ぶようにするとよいですね。
履き替えの手間や費用などを考えがちで履き替えタイミングを逸してしまいがちですが、命を預けているタイヤですからオイル交換や定期メンテナンスとともに、計画的に点検、交換するようにしましょう。
快適なドライブを!!