マンション管理組合で不法駐車対策はどうする?駐輪対策は?騒音は?
2016/03/12
マンション管理組合で理事に選任され日々活動している方、お疲れ様です。
マンションにおいては様々な問題や住民の方からの相談もあり、理事会等においてはみなさま頭を悩ませる部分も多々あるのではないでしょうか。
今回はマンション管理組合での課題について気になることころをご紹介してまいります。
マンション住民の方が快適な生活を送ることが出来るよう参考にしてください。
マンション管理組合で不法駐車の対策はどうすればいい?
マンション管理組合においてどこのマンションでも問題となっているものの中に、不法駐車の問題があるのではないでしょうか。
何回呼び掛けても不法駐車をやめない方や近隣からの不法駐車など悪質なケースあるようです。
マンション管理組合として出来ることとしては、定期的なチェックによる車への張り紙や、ポストへの投函などが一般的なところですね。
もう少し踏み込んだ遣り方ですと、管理組合の理事メンバー数人で該当住戸の方へ訪問し、直接改善を促すように伝えたりしているところもあるようです。
不法駐車へ注意喚起、改善を促す際には細心の注意を払って対応しなければなりません。
■不法駐車対応時に留意しなければならない点
・案内文書張出時の車両への損傷
・威嚇、威圧してきた際の対処
・マンション住居外の車両
定期的に巡回して不法車輛へ貼紙等で告知するのもある程度効果はありますが、(損傷を発生させていなくても)損傷の問題等も発生する可能性がありますので、2人で確認しながら実施するなど実施方法は考慮した方がよいです。
貼紙を貼付する位置もワイパーなどに挟むようにして傷が出ないヵ所へ貼付するのがよいでしょう。
貼紙貼付や巡回中に本人と出会った際には威嚇などを受けることも考えられる為、やはり複数人数で巡回することをおすすめします。
とくに、住民外の部外者が不法駐車している際などは、気を付けて対処していくのが良いです。
別な方法としては、チェーンゲートを取り付けて、マンション住民以外入れないようにするとか、不法駐車スペースとなりうるような場所にはコーンを設置しておくなど、不法駐車を取り締まる以前に対策が取れるような方法も理事会などで話し合ってみるとよいです。
ゲストとして来客している方の駐車などもフロントガラス部分に訪問している住戸の部屋番号を記載した札を置くなどして、緊急事態に備え連絡先を明確にするなども考慮する必要があります。
マンション管理組合で駐輪問題対策はどうすればいい?
不法駐車と同様に問題として挙げられるのが、駐輪の問題ですね。
これはお子さまの自転車や最近ではお子さまを乗せるベビーシートが付いた比較的大型の自転車、それから来客時の自転車などが様々なところに駐輪されて問題となっているケースが多いです。
来客などは別として、駐輪場が全体的に少ないマンションも多く問題となっているところがあるようです。
現在では自動車も一家に2~3台の方もいますし、自転車についてもお母様とお子さまの人数分など、一台では収まりきらなくなってるのが現状です。
駐輪を警告する前に、理事会などとしては、空きスペースをあらたに自転車置き場として活用するなどの対策案が欲しい所ですね。
お母様の大型自転車などは置くスペースにフィットしない為に玄関先やアルコーブに置くなどを致し方なくされている方もいるようですので、一概に改善を促すだけではなく、住民全体で解決できる方法を模索する必要があります。
2段式の自転車置き場など、小さいお子さまでは使うことが出来ませんね。
マンション管理組合で上下階騒音問題はどうすればいい?
不法駐車や駐輪と同様、上下階などの騒音問題も床の構造が改善されてきた最近のマンションなどでもやはり問題は発生しているようです。
騒音問題はお互いにモラルを守って生活していただくしかありませんが、やはり気になる方は少しの音でも気になるものです。
しかし、理事会では基本的にはお互いの問題に直接介入することも難しい為に、掲示板などに注意喚起文を貼り出すくらいの事しか出来ないのが現状です。
楽器などの使用時間については使用規則などに遵守して使用するのは言うまでもありませんが、どうしても階下への騒音が気になるようであったり、苦言を言われるようであれば、吸音マットなどを床に敷き詰めるなどの対策も必要ですね。
小さなお子さまがいるご家庭ではどうしても音を消すことは出来ませんが、簡単に出来ることから始めてみるのもよいでしょう。
理事会側としては、防音の対策事例なども集めて展開してみるのも良いでしょう。
まとめ
マンションはコミュニティの場ですので、様々な人が住んでいることを十分認識した上でお互いに配慮し合いながら生活する必要があります。
管理組合としては住民の方が安心して快適な暮らしを送ることが出来るように常日頃、他マンションでの事例なども参考に理事会などで話し合って解決していく姿勢が求められます。
自動車や自転車ではシェアリングという方法もありますね。
いろいろと知恵を絞ってみましょう!