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節分の恵方巻の由来は?方角は?具材は?

      2015/11/12

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慌ただしい年末年始が過ぎて、2月は節分の時期ですね。

節分には豆まきや恵方巻を食べたりと、各地域などでもイベントが盛りだくさんですね。

今回は節分の中でも恵方巻にスポットをあてて、気になる点をまとめてみました。

邪気を除けて健康な1年を過ごしましょう!

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節分の恵方巻の由来は?

恵方巻の由来の前に、そもそも節分とは、季節を分ける意味を表すことから、各季節が変わる、立春、立夏、立秋、立冬の日の前日を指し示します。

そして、各季節の変わり目には邪気(邪鬼)が生じるとされ、邪気を払うために各種行事が執り行われるようになったと言われています。

恵方巻の由来については諸説あるようで、そのどれもが信憑性が定かではないようです。

・大阪商人による商売繁盛祈願として、江戸時代末期頃から始まったとする説。

・豊臣秀吉の家臣だったとされる堀尾吉晴が海苔巻きのようなものを節分の前日に食べて出陣したところ、勝利することが出来たという故事を元にしている説。

・ある年の節分の日に大阪近郊に住んでいた人が集まって、巻き寿司を食べる際に、一本丸ごとを食べたのがはじまりとする説。

その他にもいくつかあるようです。

ここ最近になって以前にもまして、節分の時期が近くなると恵方巻ブームが起きるのは、年間でも比較的売り上げが落ち込むこの時期に、コンビニエンスストアやスーパーなどでが一斉に販売を繰り広げているのが影響しているようです。

また、恵方巻だけではなく、恵方巻がいろいろとアレンジされて、ロールケーキなどの洋菓子からスイーツ系、中華など便乗して発売されている商品も多くあります。

また、呼び方についても大阪地方などでは「巻き寿司」や「丸かぶり寿司」、「恵方寿司」「招福巻」「幸運巻」「開運巻き寿司」「太巻き丸かぶり」などと表現されているところもあります。

節分の恵方巻の方角は?

恵方巻の「恵方」とは、歳徳神(としとくじん)様の在されている方位を指し、歳徳神様の在する方角に向かって物事を行うと、全てに吉となると言われています。

この歳徳神様の在する方位(恵方)については、その年の十支によって決まります。

簡単にいうと、西暦の一の位の数字でその年の方角が決まっているのです。

西暦下一桁 
4・9    ⇒ 東北東やや東
0・5    ⇒ 西南西やや西
1・6・3・8 ⇒ 南南東やや南
2・7    ⇒ 北北西やや北

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ちなみに、来年は2016年ですから、南南東やや南が恵方となりますね。

■食べ方
恵方巻の食べ方にもいろいろあるようですが、一般的には、節分の夜、恵方に向かい無言で、願い事を思いながら恵方巻(太巻き)を丸かじりして食べるのが習わしとされていますが、目を閉じながら食べるというところもあるようです。

一方では、金気を笑いという火気で滅ぼす(火剋金)という意味あいから、笑いながら食べるというところもあります。

節分の恵方巻の具材は?

一般的に、恵方巻(太巻き)の具材には7種類を使うものとされていますが、7種類と数字は商売繁盛、無病息災を祈願し七福神に因んだものです。

七福神の「福」を巻き込む(福を巻く)という意味があるようですが、こちらについては異なった解釈もあり、太巻きを逃げた鬼が忘れていった「金棒(鬼の金棒)」に見立てて、鬼退治と捉ている説もあります。

具材についてはとくに素材が決まっているわけではありません

・かんぴょう
・キュウリ
・シイタケ煮
・ウナギ(アナゴ)
・伊達巻
・桜でんぶ

代表的な具材はありますが、最近では7種類でなく、10種類など入っている恵方巻も売っていますし、カツや刺身(サーモン、エビ、まぐろなど)、アボガドなどが入っているのも見かけますね。

お子さま向けにお子さまが好きな具材を取り揃えた恵方巻も出ていたりと、各社商戦が繰り広げられているのが分かります。

恵方巻2

まとめ

季節の変わり目に食べるものとしては、冬至の日には冬至カボチャなどもありますが、やはり縁起と合わせて、家内安全や無病息災を祈願して食べるべきものですので、ご家庭で作られる際などには、具材などにも健康を意識した内容のものを入れておきたいところです。

しかし、恵方巻(太巻き)を無言で食べつくすのは難しい感じもしますね。

中細巻や一般的な手巻き寿司で代用するところもあるようですので、あまり太巻きには拘らなくても良いのかも知れませんね。

「鬼の金棒」をイメージするのであれば、太巻きじゃなきゃだめ??

みなさまが、健康な1年でありますように!

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