暑中御見舞いを送る時期はいつ?相手は?内容は?
2016/05/27
夏の風物詩と言えば、花火、夏休み、朝顔、ラジオ体操、お盆、すいか、海水浴、蚊取り線香、冷やし中華、ほかにもいろいろありますが、暑中御見舞も忘れてはならない、夏のご挨拶ですね。
今回は「暑中御見舞」の気になるところについてご紹介してまいります。
日頃、お世話になっている方や、しばらく会えていない方などに今年は暑中お見舞いを送ってみてはいかがでしょうか。
暑中御見舞いを送る時期はいつ?
暑中御見舞を送る時期ですが、一般的には、梅雨明け後の夏の土用の期間である、立秋前の18日間または19日間に届けるとなっています。
ゆっくり鰻を食べている場合じゃありません(笑)
基本的には「立秋」を境にして、「暑中見舞い」として出すのか「残暑見舞い」として出すのかが変わってきます。
ちなみに、残暑見舞いの発送目安は、立秋を過ぎてから、処暑の候である8月23日~9月6日頃までが目安となっています。
時期を逸してしまうと、「残暑見舞い」となりますので、くれぐれも暑中お見舞いとして出される際にはタイミングを逸しないようにしましょう。
残暑見舞いを出す際の注意点としては、例年、日本郵政より発売されている暑中見舞い・残暑見舞い用の郵便はがき(くじ付き)「おたより郵便葉書・かもめーる」を使用して送る際には、くじの抽選日前には届くようにするのがよいでしょう。
抽選日は例年9月の第一週目の頃になりますので、残暑見舞いを「かもめーる」でお送りする際には8月中を目途に出すのがよいでしょう。
暑中御見舞いを送る相手は?
暑中御見舞いを送る相手ですが、暑中お見舞いについては年賀状同様、とくに送る相手などに指定はありません。
日頃ご無沙汰している方などは、年賀状と暑中御見舞いで挨拶を取り交わすのも年に2回は近況を知らせる有効手段にもなりますね。
ご無沙汰している方以外にも、日頃頻繁に顔を合わせている友人や会社関係の方へも年賀状同様にご挨拶をすることで、今後とも長くお付き合いしたい気持ちを伝えることができます。
あくまでも送る方の気持ちですので、年賀状ほどは出す相手を難しく考える必要はないでしょう。
暑中御見舞いを送る内容は?
暑中御見舞いを出す相手は難しく考える必要はありませんが、出す際の文言についてもあまり堅苦しく考える必要はありませんが、その分少々近況をお知らせする為や近況を窺う意味での工夫を必要とします。
引っ越し、転勤、転職、結婚、出産、など、一度に多くの方に報告したい書状に便利ですが、暑中御見舞いや残暑見舞いに合わせることで、時期はずれの報告にならないように注意が必要です。
自分の近況をお伝えするのは構いませんが、相手の近況を窺いたく様々な質問をいれてしまうと、暑中お見舞いや残暑見舞いの返信を強く求めているような文書にも受け止められかねませんので、注意が必要です。
相手の近況を窺う際にはさり気なく文面に盛り込むようにしましょう。
あくまでも「暑中御見舞」や「残暑見舞い」の主旨は、暑い時期に相手を気遣うのが本来の目的ですので、逆に気を遣わせてしまうことのないようにしなければなりませんね。
「暑中御見舞」や「残暑見舞い」は、年賀状よりも比較的自由な表現を使っても失礼にはなりませんので、冒頭に記載する「暑中お見舞い申し上げます」など、暑さを見舞う趣旨が守られていれば、近況など様々なお知らせを兼ねて発送することも可能です。
まとめ
あくまでも、猛暑の時期に相手を気遣うことが、暑中御見舞、残暑見舞いの主旨であり、暑い時期の挨拶ですので、長い文章にす
るよりも簡潔に文章を纏めて、イラスト類もさわやかなものを取り入れて受け取った相手が爽やかな気持ちになるような葉書を送るようにしましょう。
素敵な夏をお送りください。