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雑煮の具材には何を入れる?各地域では何を入れる?具なしもあり?

      2015/11/07

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お正月には御節料理と合わせて、餅を主材とし各具材を煮込んだ雑煮を作る家庭も多いですが、雑煮を作る際に、具材はどのような具材を使っていますでしょうか。

地方によっても具材や味なども大きく変わるようですが、今回はお正月料理の定番である、雑煮の気になる点について、ご紹介していきます。

そろそろ、年末に向けて慌ただしくなってきますが、しっかりと準備をしてゆったりとした年末年始を迎えましょう。

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雑煮の具材には何を入れる?

雑煮の由来については、諸説あるようで、どれが正しいのかまでは明らかになっていません。

一説によると、武家社会の料理として餅や野菜などと一緒に煮こんだ野戦料理がはじまりとも言われています。

正月三ヵ日に鏡餅や大根などを食べる儀式の「歯固(ハガタメ)」の際に餅料理も一緒に食べることが結びついたものとして発生し、武家社会で儀礼化ていったものが一般庶民のあいだで普及したと言われています。

また、雑煮は、以前は烹雑(ほうぞう)と呼ばれています。

■雑煮の一般的な具材
・餅
・豆腐類
・いも類
・鶏肉切り身(肉団子)
・小松菜
・ほうれん草
・人参
・蒲鉾
・海老
・柚子
・三ツ葉

人参、蒲鉾、海老については、彩りを整える為に、柚子や三ツ葉は香りを出す為に用いられています。

また、汁についても地域によって様々です。

■雑煮の汁
・すまし汁
・味噌(赤・白・合わせ味噌など)
・醤油(薄口、濃口など)

すまし汁系が一般的に多いですが、関西地方では白味噌系が多くなっています。

■雑煮に入れる餅
・焼いてから入れる
・生のまま入れる

さらに、餅については角形の切り餅(角餅)を使う所と、丸餅を使う地域で分かれています

丸餅を使う地域としては、親不知(新潟県糸魚川市)から諏訪湖を通って安倍川(静岡市駿河区)付近に至る糸魚川静岡構造線(略称、糸静線)から西側
ただし、愛知・岐阜・三重・鹿児島は除く。

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丸餅と角餅の使用が混在している地域は北海道、富山、石川、福井となっています。

ちなみに、岡山県の真鍋島では、白味噌に小豆餡を入れた餡子(アンコ)餅を雑煮として食べる習慣があります。

雑煮具材について各地域では何を入れる?

北海道の雑煮の具材や味は、混在しているところが多いようですが、明治以降に移り住んだ人たちが全国の雑煮を持ち込んでいった為と言われております。

最近の北海道では角餅(焼き餅)で醤油味が多くなっています。特徴的なのは、いくらを入れるところもあるのですが、
なんとも北海道らしいですね。

ほかにも各地域ごとに特色がありますので、主なところをご紹介します。

・岩手県(三陸地方)
クルミをすり潰して作ったたれを醤油味の雑煮に入れる。

・長野県
信州雑煮と呼ばれるものは塩ブリを入れる。

・京都府
丸餅は焼かずに炊いておき、白味噌仕立てにアワビ、ナマコ、ダイコン、イモ、コンブ、ゴボウなどを入れる。

・広島県
牡蠣を入れる場合があり、餅は丸餅を焼かずに茹でて入れる。

・宮崎県
ししの肉を入れた雑煮。

地域ごとの特徴が表れる料理ですね。

雑煮の具材で具なしのところがある?

富山県、福井県、石川県など北陸方面では焼いたお餅以外はとくに何も入れずに、シンプルなすまし汁風の雑煮が多いようです。

同じ県内とかでも地域によって作り方や入れる具材などが異なるようですので、機会があれば地域ごとの雑煮を楽しむのも良いですね。

雑煮2

まとめ

お正月は地元に帰って、懐かしい地元ならではの雑煮を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

地元や家庭で、風習となって受け継がれてきた味のひとつが雑煮でもありますね。

お正月に国内旅行などをされる際には、旅行先での地元の御節料理や雑煮などを是非味わってみてください。

地域ならではの味が楽しめるはずです!

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