コールセンターオペレーターのアルバイトはつらい?時給は?何がいい?
現在アルバイトを探している方や既にアルバイトに日々励んでいる方もいらっしゃいますが、アルバイトにコールセンターの仕事もあって、検討される方や既に働いている方、一度は働いたことがある方も多いので社内でしょうか。
コールセンターの仕事に対するイメージも様々なようですが、今回はコールセンターアルバイトの実態などを書き綴ってまいりますので、是非、コールセンターのアルバイトを検討されている方や現在のコールセンターに疑問を持って働いている方など、是非参考にしてください。
コールセンターのオペレーターのアルバイトはつらい?
コールセンターと一口に言っても、コールセンターで行っている業務内容には様々なものがあり、比較的簡単な業務内容から難易度が高く経験が求められるものまで広範囲にわたっています。
コールセンターとは運営方法によって、2つのパターンに分かれます。
・インハウス型
・アウトソーシング型
インハウス型とは、自社の会社にてスタッフなどを雇用して運営していくタイプですが、アウトソーシング型では、コールセンターの役割の全てもしくは一部を外部の専門業者に委託する形となっています。
それぞれにメリット、デメリットはありますが、一般的に大手のコールセンター運営会社などが広告媒体などを使ってアルバイト募集を行っている業務などはアウトソーシング型で受託している業務が一般的です。
コールセンターの業務も様々なですが、コール形態も大きく2つのパターンに分けられます。
・アウトバウンド
・インバウンド
アウトバウンド業務については、お客様へコールセンター側より発信を行って、商品やサービスの案内などを行って売上につなげていく業務です。
一方、インバウンド業務は、お客様相談センターなどに見られる通り、お客様からのお問合せの入電を対応する業務となります。
どちらの業務形態にもそれぞれ難しい部分があり、比較的向き不向きで分けられる傾向にあります。
電話対応する方々を一般的にオペレーター(会社によってはマーケッターなどと呼ぶところもある)と呼び、アルバイトスタッフとして雇用している企業がほとんどです。
業務がつらいか否かは、業務内容にもよりますが、その他にも厳しい要因となるものはいくつかあります。
・業務内容が難しい(専門用語が多い、覚える知識が多い、使うシステムが複雑など)
・ノルマがある
・クレームが多い
・一日の電話の件数が多い
・センターの人間関係がぎくしゃくしている
・職場環境が悪い(トイレが汚い、業務スペースが狭い、休憩室がないなど)
・シフトが合わない
・時給が見合わない(成績で変動なども)
上記に挙げた通り、コールセンターをつらい業務と感じる理由はそれぞれあるようですが、見方を変えるとコールセンターのアルバイトに関わらず発生する可能性がある内容となっています。
ではなぜ、コールセンター業務が一般的につらいと捉えられがちなのでしょうか。
それぞれ意見はありますが、終日電話業務のみで対応を行っている為、比較的ストレスに繋がり易い業務と言えるからではないでしょうか。
人それぞれ、向き不向きはありますが、アルバイト募集内容などを見ると、「未経験者でも~」とかのキャッチフレーズに始まり、写真などは仲間同士で楽しそうなイメージをしているものが多く、実際に働いてみるとイメージと違ったということが多いのではないでしょうか。
電話業務も簡単なイメージと捉えられやすいですが、実際に電話対応をしてみると顔の見えないお客様への説明など、ストレスになることも多いです。
どの仕事も同じですが、コールセンターも向いていない方にとっては「つらい業務」となって、しかもコールセンターのアルバイト業務も世間一般的には頻繁に募集している業界の為、つらいイメージの声が広がっているのではないでしょうか。
コールセンターのオペレーターのアルバイト時給はどのくらい?
コールセンターの業務はアルバイトの中でも比較的時給が高いと言われています。
首都圏などでは業務にもよりますが、一般的には1,300円~1,800円といった相場になっているようですが、専門性の高い業務やインセンティブが導入されている業務などにおいては、2,000円超えの業務も多々あります。
先ほどの「つらい」に繋がる部分でもありますが、高い時給につられて働いてはみたものの、業務内容についていけなくて挫折していく方も多いのが現状です。
時給が高いということは、それなりに業務の厳しさがあることも認識したうえで業務に臨むのがよいです。
ただし、時給のみで業務の難易度を測ってしまうのも危険ですので、応募した際には、面接の質問に応えるだけではなく、出来る限り自分の疑問に感じるところは積極的に担当者に聞くように心掛けていきましょう。
面接の場がコールセンター内であれば、働いている方の身なりや礼儀、職場環境なども雰囲気から感じ取ることが出来るようにしておくのも良いですね。
また、自分がアウトバウンド業務(セールス系)とインバウンド業務のどちらに向いているのかも自分なりに把握した上でコールセンターのアルバイトを選択してみると良いでしょう。
コールセンターのオペレーターのアルバイトは何がいい?
では、コールセンター業務においてはどのような業種を選ぶのが良いのでしょうか。
まず、自分に合ったインバウンドなのかアウトバウンドなのかはある程度決めておく必要がありますが、選ぶポイントとしては以下のようなものが挙げられます。
・通勤時間
・時給
・通勤交通費支給有無
・シフトの柔軟性(希望のシフトで勤務出来るのか)
・残業時間
・ノルマ有無
・管理者(スーパーバイザー)の年代層
・研修期間
・時給見直し(アップダウン要素はあるのか)
時給や交通費支給などは経済面に直結しますので、しっかりと事前に確認するのは言うまでもありませんが、研修期間の長さなどから業務難易度が想定できる場合もあります。
あまりにも長い期間研修を要している場合は、丁寧な研修なのか難易度があるのかを見極める必要があります。
管理者は一般的にスーパーバイザーと呼ばれ、SVなどと表記しますが、SVの年代層も事前に分かるのであれば確認しておくのが良いでしょう。
一概には言えませんが、あまりにも若い年代層で構成されている場合、管理者(SV)の成り手がいなく、早々にマネジメント経験も浅い管理者が担っているケースもあります。
もちろん、しっかりとした教育体制で育成されている若い管理者(SV)もいますが、礼儀も覚束ない管理者(SV)も往々にしているのがコールセンター業界ですので、くれぐれも自分の直属の上司となる管理者(SV)の年代層は確認しておきたいところです。
まとめ
コールセンターはしっかりとした教育の下に運営されているコールセンターもありますが、中には即興で立ち上げた、取り敢えず電話を対応出来る形だけ作り上げたようなコールセンターも多々あるのが現状です。
電話を掛けてくるお客様は様々な悩みなどを相談する為に掛けてきていただいているのにも関わらず、無下に対応を行っているコールセンターがあるのは、「おてなし日本」としてアピールしている国においてはなおさら残念なことです。
是非、アルバイトに応募される皆様においては、お客様の立場に立った対応を心掛けて就業していただきたいと感じます。