桜の時期、全国各地にスポットはありますが、大阪のスポットのひとつに造幣局の「桜の通り抜け」があります。
大阪方面へ出掛けられる方、期間限定ではありますが、是非一度は観桜することをおすすめします。
今回は造幣局「桜の通り抜け」の気になるところをご紹介してまいります。
今年は何か所の桜のスポットを見ることができるのでしょう。
造幣局桜の通り抜けの桜見頃は?
造幣局の本局は大阪市北区の藤堂家大阪屋敷の土地に位置し、藤堂家が植栽していた桜樹木がソメイヨシノはじめ約120品種、約400本が造幣局へ引き継がれています。
1883年から一般公開が開始され、日本さくら名所100選にも選ばれています。
毎年4月中旬ごろから下旬頃の開花時期に合わせてあhるの伝統行事として毎年一般公開されていますが、1967年に観客の1人の転倒により将棋倒しが発生し、女性1人死亡、27人負傷の大事故となり、それまで順路自由に鑑賞されていたものが1968年から川崎橋方向の南側のゲートから桜宮橋方向の北側へ抜ける一方通行、いわゆる約560mの「桜の通り抜け」となった。
■大阪「桜の通り抜け」開催(平成27年参考)
開催日:平成27年4月9日~4月15日
時間 :平日 10:00~21:00 土日 9:00~21:00
日没後にはぼんぼりなどでライトアップされています。
今年の「桜の通り抜け」の開催については、3月中旬頃の決定の予定です。
例年桜の開花に合わせて開催されていますので、見頃も3月中旬の開催案内を参考にするのがよいでしょう。
造幣局では、毎年「今年の花」として数多くある品種のうちから一種を選んでいますが、昨年は「一葉(いちよう)」となっています。
昨年の品種と本数は132品種350本となっていますが、今年の一種はなんぞや??
造幣局桜の通り抜けの混雑は?
週末やとくに週末夜間のライトアップ時間帯などはかなりの混雑となっていますので、平日の見学がよいです。
造幣局構内や周辺には駐車場がありませんので、電車など公共交通機関を利用されることをおすすめします。
■アクセス
地下鉄谷町線・京阪本線「天満橋」駅(京阪東口・2号出口)下車徒歩約15分
JR東西線「大阪天満宮」駅(JR2号出口)下車徒歩約15分
JR東西線「大阪城北詰」駅(3号出口)下車徒歩約15分
昨年の期間中の入場者数ピークは、中日にあたる4/12で161,340人となっています。
また、期間中の累計は520,820人と短期間中に多くの方が来場されています。
期間集中されるだけに、混み具合も例年多くなっています。
造幣局桜の通り抜けは有名に!
造幣局といえば、1868年(慶応4年)に参与会計事務官であった三岡八郎と外国事務局判事の五代才助らが同じ年に廃止されているイギリス帝国香港造幣局の造幣機械を6万両で購入する契約を結んだ沿革もありますが、この時の外国事務局判事の五代才助といえば、現在某テレビ局の朝のドラマでもお馴染みの登場人物となっています。
テレビの視聴率も好調なようで、今年はさらに混雑が予想されますね。
まとめ
造幣局の本局は大阪北区天満にありますが、構内には造幣博物館もります。
造幣博物館内には創業当時に使用されていた時計やガス灯などが展示されていますが、展示されている二つのガス灯は現存する日本で最古の西洋式ガス灯となっています。
創設当時より、工場内や近隣周辺で貨幣鋳造時に発生する余剰なガスでガス灯を灯していました。
ちなみに、造幣局では紙幣は製造しておらず、紙幣を印刷しているのは東京の国立印刷局となっています。
是非、「桜の通り抜け」とあわせて、歴史のある造幣局に触れてみることもおすすめします。