結婚式はいろいろと決めなければならないことが盛り沢山ですが、決めなければならないことのひとつに引き出物がありますね。
今回は結婚式の際にお渡しする引き出物の気になるところについてご紹介していきます。
披露宴へお越しいただいた方に喜んでいただける引き出物を選ぶには?
結婚式引き出物のおすすめは?
結婚式の引き出物は何かと迷うところが多いですが、その前に、「引き出物」と「内祝」を混同されている方もいるかも知れませんので、違いを明確にしておきましょう。
■「引き出物」と「内祝」の違い
引き出物・・・披露宴へお越しいただいた方へお渡しする品
内祝・・・披露宴へお越しいただけなかった方でお祝いをいただいた方へ返礼する品
引き出物は、披露宴へお越しいただいた方全員へ同じ物をお渡ししなければなりませんので、どなたにでも喜んでいただけるような品物にしなければならないので選択に迷うところです。
一方、内祝はいただいた方の好みに応じて品物を選ぶことが出来るので、比較的選択の幅が限られてきて迷うケースも少なくなりますね。
■引き出物おすすめ
・台所用品
・お風呂用品
・飾り物
・食器類
・カタログギフト
引き出物のおすすめについては、台所やお風呂で日常的に使用する実用的な物が人気です。
台所用ですと、洗剤やコーヒーセット、コーヒーメーカー、オイル、ドレッシングセットなどがおすすめです。
お風呂関係では、タオルセット、バスソープやシャンプー、リンスなどの詰合せなどが人気となっています。
食器類などは選びやすいですが、台所は食器だらけという方もいますし、バザーなどでも出品されているところをよく見掛けるのは、不要となっている表れと考えると食器を引き出物に選ぶのは少し躊躇われます。
最終的に迷った際には、カタログギフトが最もおすすめですが、予算的に安価なカタログギフトを選ぶ際には注意が必要です。
安価なカタログギフトはそれなりに内容もチープな物が揃っていて、選ぶ側としても選択の余地が少ない状態となり、カタログギフトのメリットが活かされませんので、カタログの内容も良く見据えた上で選択するようにしましょう。
引き出物に注意したい品物としては、先ほどの安価なカタログの他にも、名前入りの品物などは贈る側の自己満足的な品物となり、いただいた側は以外にも困るケースが多いですので、注意しましょう!
結婚式引き出物の相場は?
引き出物の品物を選ぶ際に、まずは相場を決めておきたいところですね。
一般的に引き出物の相場は披露宴で一人あたりにかかる費用の3分の1程度が目安と言われています。
北海道などは会費制ですので、ひとり当たりの相場感が分かりやすいのですが、会費制以外ですとそれぞれのご祝儀の金額が不明なので、披露宴会場を決める際の1人あたりにかかる費用から3分の1程度とするのがよいでしょう。
ひとりあたり20,000円の飲食であれば、5,000円~6,000円の引き出物を用意するのがよいです。
5,000円~6,000円であればカタログギフトでもそれなりの商品が入っている物が多いです。
結婚式引き出物親族へはなにがいい?
親族への引き出物については、他の招待の方同様の引き出物で構いません。
ただし、家族や親族からは別途でお祝いをいただくケースもありますので、その際には「内祝」として別に品物をお渡しするのがよいでしょう。
別途の「内祝」としてお渡しする品物については、引き出物と被らない内容で、先ほどの台所やお風呂など日常使用する実用的なものが喜ばれます。
料理などでドレッシングセットや食用オイルセットなどもいただいて困るものではありませんので、検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
引き出物については、大勢の列席の方のことを考えているときりがありませんので、ある程度一般的に喜んでいただけるような品物であれば大丈夫ですので、必要以上に悩まないようにしましょう。
結婚式は他にも準備することが多いですので、迷う際にはカタログギフトなどでも十分です。
食器セットなどは重量物になりますので、遠方からお越しいただいた方などにとっては反って迷惑な品物にもなりかねませんので選ぶ際には注意したいですね。