静岡県の熱海市と言えば、云わずと知れず温泉の街で有名ですが、四季に渡って実施されている花火大会も美しくて魅力のある大会となっています。
今回は静岡県熱海市の熱海海上花火大会についてご紹介してまいります。
温泉と合わせて大輪の花火を眺めてみてはいかがでしょうか。
静岡県熱海市の熱海海上花火大会はいつ?
静岡県の熱海海上花火大会は四季を通じて開催される花火大会となっていますが、大きくは夏編と冬編に分かれていて、それぞれに歴史があります。
■2016年度熱海海上花火大会スケジュール
開催日時および打ち上げ数
春季 ※本年度は終了
4月9日(土)、5月14日(土) 20:20~20:45 約3,000発
夏季
7月24日(日)、29日(金)、
8月 5日(金)、 8日(月)、18日(木)、21日(日)、26日(金)
20:20~20:50 約5,000発
秋季
9月19日(月・祝) 20:20~20:45 約3,000発
冬季
12月4日(日)、11日(日)、18日(日) 20:20~20:45 約3,000発
※夏季及び9月19日(月・祝)以外は、宿泊者専用観覧席及び有料観覧席の設置なし
※熱海海上花火大会は雨天決行
■夏編
夏の熱海花火大会は、昭和27年に第1回目の海上花火大会を開催して、平成27年の夏の開催で64回目を迎えましたが、第1回目の花火大会開催は、昭和24年8月31日に「キティ―台風」による高波の為、海岸地区のおよそ140戸あまりの家屋が流失する被害に見舞われて、また翌昭和25年には「熱海駅前火災」、そして10日後には中心街の979戸を消失した「熱海大火」に見舞われ、その後の復興に向け、地元市民による努力が続き、街の復興とその努力に報いるべく、花火を打ち上げたことがいわれとなっていて、伝統として受け継がれ、熱海の夏の風物詩となっています。
■冬編
冬の花火大会は、26年前に発生した伊豆東方沖地震により、熱海・伊豆地区に客足が遠のき、その打開策としてスタートしたのが始まりで、以来、熱海の冬の行事として定着してきた大会となっています。
夏の花火も良いですが、冬の花火も熱燗などを飲みながら観賞するのも良いですね。
静岡県熱海市の熱海海上花火大会は宿泊がおすすめ!
2016年度開催も、夏季および秋季の9月19日(月・祝)限定で宿泊者専用無料観覧席が設営される予定となっていますので、宿泊と花火大会をセットで計画されてみてはいかがでしょうか。
熱海周辺のホテルは海岸にも近く、徒歩で行けますのでおすすめです。
ホテルの宿泊する部屋によっては、部屋から眺めることが出来るホテルなどもありますが、温泉入浴後の夜風に当たりながら海岸沿いで眺める花火はまた違った風情を楽しむことが出来ることでしょう。
■宿泊者専用無料観覧席
・観覧席場所
渚親水公園第3工区 一部
※椅子の用意ではなく、指定エリア内への入場となります。
・入場条件
熱海温泉ホテル旅館協同組合に加盟している施設に宿泊のお客様。
・入場方法
宿泊施設より、エアクッションを受取り、会場へ向かい、エアクッションで宿泊者と判断されます。
・開場時間
19:00~
・観覧席内にて、ビールやソフトドリンクも販売される予定です。
静岡県熱海市の熱海海上花火大会混雑は?
花火大会当日は、市内駐車場も混雑することが予想されていますので、公共交通機関のご利用をお奨めします。
熱海港海釣り施設は休場となり、終了後は歩行者優先の為、会場周辺の駐車場は出庫を待たされるケースもあり
ます。
一般の観光、宿泊者と合わせてかなりの混雑が予想されますので、早めのスケジュールで余裕を持って出掛けましょう。
まとめ
夏季および9月19日(月・祝)開催の花火大会については宿泊者専用の無料観覧席と合わせ、有料観覧席も用意されます。
6月1日(水)より全国のセブンイレブンマルチコピー機および熱海市観光協会窓口にて前売り券が販売されますのでお早目に購入するのも良いですね。
親水公園の海側一部を区切って、人数分のスペースが確保されていますので、ゆったりとご家族、カップルなどで観覧することが出来ます。
是非ご利用してみてくださいね。
詳しくはHPなどでご確認ください。
http://www.atamispa.com/event/hanabi/
素敵な夏のひとときをお過ごしください。