30代後半ともなると、既にご結婚もされていて、お子さまも1~2人程度いらっしゃる方も多いですが、みなさんどの位の年収で生活環境はどんな感じなのか気になるところです。
今回は、30代後半のサラリーマンの生活事情の気になるところをご紹介していきます。
職業などによっても裕福な方から、ぎりぎりで生活されている方など様々ですが、一般的なところで参考にしてみてください。
30代後半サラリーマン年収の理想は?
30代後半の年収理想はどのくらいなのでしょうか。
ここでは、奥さまとお子さま2人(小学生低学年)を持つご家庭の一般的な理想年収を考えてみましょう。
■毎月の支出
・家賃(駐車場代含む)
・食費
・学校関係(給食費など)
・水道光熱費(ガス・電気・水道)
・新聞代
・NHK
・通信費(固定電話、携帯電話、ISP代)
・保険代(生命、自動車)
・ガソリン
住むエリア、自動車有無、保険代など人によってばらつきはありますが、上記の内容だけでも20万~30万円程度はかかってきます。
上記の項目以外にも、お子さまの習い事や、服飾品の購入、様々な年会費、冠婚葬祭など月々ではないものの年度でかかってくる費用なども合わせると年間の支出は400万円程度になってきます。
サラリーマンの年収が400万円時代と言われていますが、400万円ではほんとぎりぎりの生活ですね。
ゆとりのあるある程度の生活をするのであれば、500万円程度は必要といったところです。
節約、倹約はもちろんのことですが、お子さまが進学するにつれて塾通いや学校の部活などにかかる費用も出てきますので、40代へ向けての貯蓄なども見据えておきたいところです。
奥さまと共働きの方が多いのも、500万円程度の生活費を維持することがあるのかも知れませんね。
30代後半サラリーマンの生活は?
30代後半のサラリーマンの一般的な生活は、会社などで責任ある業務を任されプレッシャーも大きくなり、子供も活発になり欲しい物や家族で遠出する機会も増えてくる時期です。
会社の付き合いや家族で使うお金など、出費も増えてくる時期ですので、やはり収入面では先ほど述べたような金額の収入が欲しい所です。
また、会社や家族の付き合い以外にも自分への投資も積極的に行うのがベストの時期とも言えるでしょう。
自分の現在のスキルに合わせ、今後必要とするスキルの為に、読書やセミナーへの参加、習い事など自己投資も欠かすことはできません。
付き合いも必要ですが、是非、自分自身の成長の為の時間と費用を捻出することも忘れずに計画を立ててみましょう。
30代後半サラリーマンの住宅事情は?
30代後半のサラリーマンの住宅事情としては購入もしくは購入を検討されている方が多いようです。
収支の項目には家賃もありますが、住宅に関しては、賃貸と購入のどちらが良いのでしょうか。
現在では住宅ローンの金利も低くなっていて、頭金(手持ち自己資金)がほとんどなくても購入出来るため、住宅購入のハードルはかなり下がっています。
転勤族でなかなか購入出来ない方もいますが、一体どちらがお得なのか検討してみましょう。
まず、購入については、住宅本体には手持ち資金などのお金がかからなかったとしても、家具などに少なからずとも購入費用が発生します。
また、年に一度の固定資産税や月々の管理費なども発生します。
管理費については、戸建ての場合はかかりませんが、その分、建物が傷んだ際の補修費用などは臨時出費として突如発生するケースに備えることも必要となります。
一方、賃貸住宅は借りる際に、敷金、礼金などが発生しますので、手持ち資金が発生してきます。
それぞれのメリット、デメリットを検討して購入するようにしましょう。
30代後半のサラリーマンでは住宅を購入する方が多い傾向にあります。
この場合でも、住むエリアによって購入、賃貸の比率は変わる部分もありますが、やはりお子さまの成長に合わせてやステイタスを求めて購入する方が多いようです。
30代後半となると、ある程度貯蓄がある方も多い為、頭金をある程度入れて月々の収支を抑えて購入されているようです。
まとめ
30代も後半になってくる頃には、自分の趣味なども見つけ出して充実した生活を送りたいものです。
また、会社に頼る生活だけではなく、自分の趣味などを派生させて収入に繋がるような取り組みにも挑戦して起業なども見据えるとよいでしょう。
もちろん、副業を禁じられている企業も多いですが、5年後10年後の自分と家族の生活を見据えた生活設計していくことをおすすめします。