生命保険など既に加入されている方もこれからあらたに加入する方も、生命保険会社によってはいろいろな内容で、一体何がベストなのか分からなくなりますね。
お子さまが生まれた方などはとくに生命保険を選ぶ際に、学資保険にするのかどうかなども迷うところではないでしょうか。
今回は様々な保険がある中でも、とくに学資保険にスポットを当てて、学資保険の気になるところをご紹介していきます。
是非参考にお得な学資保険を選択するようにしてくださいね!
子供の学資保険は必要?
インターネットなどで学資保険を調べるといろいろと解説されたサイトが出てきますが、複雑な計算や数値などが出てきて、最終的にはメリットなのかデメリットなのか分からなくなってしまう部分もありますよね。
端的にいうと、学資保険については、必要となる方と加入しなくても大丈夫な方に分けられます。
■学資保険に加入した方が良い方
・お子さまの学校入学などのタイミングでまとまったお金が用意出来る方
・学資保険などの定期的な積立ではなく、独自に資産形成を行ってる方
いろいろと細かい所を説明すると判断材料が多すぎて反って迷ってしまうことになりますので、簡単に考えるのであれば、上記の2点を中心に考えるのが良いです。
まとまったお金を用意出来る方とは、月々の給与などを定期的に貯金している方や、ボーナス時などのお金をまとめて貯金できる方、既に資産として余力があるお金を保持している方になります。
年収ベースが高い方などは、お子さまが高校、大学に入学した際にも、現在の給与から捻出出来ますので、学資保険などは特別考えなくても良い場合があるでしょう。
また、学資保険などではなく、株などで資産形成をしている方なども株式投資による不安を払拭出来ているのであれば特別に学資保険などを検討しなくてもよいでしょう。
お子さまが大学に入るケースでは、それなりに費用がかかりますので、入学の際の費用に心配がなければ学資保険などの積立は特段不要です。
■大学通学にかかる年間費用
・国立 約120万円
・私立 約180万円
上記は、自宅からの通学のケースですが、これにアパートなど1人暮らしなどの通学になると家賃、光熱費などが別途かかってきます。
また、医療系など学科分野によってはさらに学費が高くなります。
実際には大学だけではなく、小学校、中学校、高校などから私立などを選択した場合にはさらに早い段階で学費がひつようとなってきますが、これらの金額を想定して支払うことが明確にわかるようであれば、学資保険加入の必要性もなくなってきます。
いまいちど、ご自分の生活プランも合わせて検討してみましょう。
子供の学資保険の相場は?
学費保険に加入することを決める際に気になるところとしては、内容も踏まえ、月々の支払(積立)金額ですね。
■月々の学資保険支払金額
①1万円~1万5千円
②5千円~1万円
③5千円未満
学資保険にも様々ありますが、相場としては1万円~1万5千円程度が多くなっています。
受取総額(満期金額)については、200万円~250万円程度が多い状況です。
■受取総額金(満期金額)
①200万円~250万円
②100万円~150万円
③150万円~200万円
あくまでも一般的な参考値ですので、実際に加入する際には、各保険会社にてシミュレーションが出来るところがほとんどですので、加入前にお子さまの進学イメージをもとに受取金額や月々の支払について確認することをおすすめします。
子供の学資保険はいつから加入がいい?
学資保険の加入タイミングですが、こちらも保険会社各社で加入出来る時期が異なっていますので、最終的には各社内容を確認することをおすすめします。
大手の生命保険会社であれば基本的には0歳の時から加入出来るところがほとんどです。
0歳からはじまり、加入期限については小学校に入学する6歳~7歳を上限とするところが多いですが、中には12際ころまで加入出来るところもあるようですし、加入時期については、出産予定6ヵ月前などに加入出来るところもあります。
一般的には早い段階で加入することで、月々の支払額も抑えることが出来ますのでおすすめです。
支払総額に変わりはありませんが、期間が長くなることで月々の支払金額を安く出来るイメージですね。
出産直後などで慌ただしい中ですが、ご主人と一緒に保険などのプランも妊娠中から考慮しておくのがよいです。
出産前から加入出来るプランなどでは、まだお子さまにお金がかかる前から支払うことが出来ますので、検討みてはいかがでしょうか。
まとめ
一般的に一人のお子さまを幼稚園から大学までかかる総額は公立で約1,000万円、私立であれば倍の2,000万円といもいわれています。
その他にも塾通いや習い事など、お子さまにかかるお金の貯蓄には余裕があることにこしたことはありません。
月々の支払いは大変かも知れませんが、入学のタイミングなどで気付いた時にほんと助かります。
トータル的に保険の相談が出来る窓口などもありますので活用して、早い段階での検討を進めてみてはいかがでしょうか。