友人の結婚は付き合いの程度にもよりますが、会社の同僚などとはまた違った気持でお祝いしたいものですね。
最近では式や披露宴を行わずに、入籍のみといった方も多く、披露宴を行うにしても身内だけで行うなどのケースも目立ちます。
今回は、入籍のみや授かり婚など結婚式、披露宴を行わない友人へのお祝いの気になる点について、ご紹介していきます。
友人の結婚で入籍だけの場合お祝いは必要？
友人から入籍の報告やお正月の年賀状などで入籍を知らされた際に、まず確認しなければならないのは結婚式、披露宴の予定があるのかを確認する必要があります。
報告をいただいた時点では、既に結婚式、披露宴が済んでいる可能性もありますが、これから結婚式、披露宴の予定がある場合には、招待される予定があるのかも合わせて確認する必要があります。
いずれにしても、結婚式や披露宴への招待がない状態でも友人であればお祝いをするのが一般的です。
しばらく会っていない友人や年に1度の年賀状での遣り取り程度であれば、葉書などでお祝いを伝えるのみで構いませんが、比較的親しい間柄の友人であれば、現金や品物によるお祝いをするのがよいでしょう。
ちなみに、結婚式とは神前で誓いを交わす儀式のことで、披露宴とはその名の通り結婚の宴を執り行うことをいいます。
結婚式、披露宴が開催されるか否かではなく、お祝いとはそもそも、お二人の幸せを祝うものですので、結婚式、披露宴の有無に関わらず、お祝いの気持ちを贈ることが必要です。
友人の結婚で入籍だけの場合のお祝いの相場は？
お祝いを贈るのは理解しましたが、次に考えてしまうのでが、相場ですね。
さきほど、お祝いは気持ちですので結婚式、披露宴等の有無にかかわらず贈る旨をお伝えしましたが、現金を渡す場合の金額については、披露宴に出席するか否かで多少異なってきます。
・披露宴出席 20,000円～30,000円程度
・披露宴なし 10,000円程度
友人との付き合いの程度にもよりますが、披露宴などの出席がなく現金でお祝いを渡す場合には、10,000円程度が相場となります。
合わせて品物などを贈る際には5,000円程度とする方もいますが、現金のみであれば10,000円程度でよいでしょう。
自分が既に結婚お祝いをいただいているケースなどでは、いただいた金額に見合った内容でお渡しするのが礼儀です。
披露宴などへの出席と金額が異なってくるのは、披露宴では食事や引き出物などが伴いますので、その分多目にお渡しするためです。
友人の結婚で入籍だけの場合のお祝いは品物はなにがいい？
現金のみのお祝いの方もいますが、現金と合わせて品物を贈る方もいますね。
現金は渡さずに品物のみでお祝いをする方もいますが、親しい間柄の友人であれば、お気に入りの品物などを渡す方が現金を渡すより嬉しいかもしれませんね。
赤ちゃんが生まれた際のお祝いなどは、赤ちゃん用グッズで贈るのであまり迷うことはありませんが、結婚のお祝いの品物となるとちょっと迷いますね。
・商品（食事）券
・アルバム
・ペア食器
・調理器具（フライパン、鍋など）
・壁掛け時計
・表札
・デジタルフォトフレーム
・本人に欲しい物を直接聞く
日常生活で使うものなどが喜ばれますが、どうしても迷う際には本人直接聞くのもありです。
壁掛け時計や表札など友人のご自宅に飾るような品物であれば、友人の方が近くに住んでいる場合などは、一度お邪魔させてもらい、どのような色合いや形のものが似合うのか見てから選ぶのもよいでしょう。
品物の金額としては、現金と同じく相場の10,000円程度で購入出来るものでよいです。
まとめ
友人として結婚は心からお祝いしてあげたいものですが、どうしても贈るものについては親しい間柄だけに悩んでしまうものですよね。
相手にとっていただいて嬉しいものを考えるのも必要ですが、最後は気持ちが大事ですので、お祝いの知らせをいただいてから長期間経ってしまうことのないように、お知らせをいただいたら早めにお祝いを贈るようにしましょう。
入籍のみの結婚が多くなっている中、気付いたら結婚（入籍）していたというケースは今後も増えてきそうですので、身近な友人などとはとくに情報交換を小まめにしておきたいですね。