小学生のお持ちの親御さんは、学校の勉強以外にもいろいろな習い事をさせている
ご家庭も多いのではないでしょうか。
はじめのうちはお子さまのやる気だったり、周囲の意見に流されていろいろと習い事はさせてみたものの、お子さまのやる気や取り組んでいる姿が覚束ない時など、習い事に対して疑問がわきます。
今回は小学生をお子さまを持つ、親御さんのお子さまの習い事への気になる点をご紹介してまいります。
小学生の習い事の数はどのくらい?
小学生を持つご家庭では、お子様にどのくらいの数の習い事をさせているのでしょうか。
その前に、どのよう一般的に習わせているな習い事には何があるのか見ていきましょう。
■小学生の習い事
・水泳
・英語(英会話)
・学習塾
・サッカー
・剣道
・空手
・そろばん
・野球
・習字
・ピアノ
・通信講座(勉強)
・ダンス
小学生に習わせる習い事ってかなり多いですね。
とあるアンケート調査では、習い事の数について、先ほどの習い事を踏まえ、2つが多くなっているようです。
なかには、5つ以上というご家庭もあるようですが、一般的にはスポーツ系と学習系の2つで習い事をされているお子さまが多い結果となっています。
スポーツ系で多いのが水泳、勉強系ですと学習塾が多くなっていますが、最近では小学校でも英語の必要性がで始まっている影響もあり、英語を低学年の頃から習わせているご家庭も目立ちます。
国立、私立中学を目指すなど、いろいろと習い事をさせるのも目的があってのことでしょうが、やはりお子さまの負担などを考えますと、2つくらいがちょうど良いのかも知れません。
回数としては、スポーツ系の習い事を週に一回、学習系の習い事を週2回くらいのペースであれば、土日を除き、ウィークデーで2日は自由な日を作ることが出来ますので、空いた時間で有意義な時間を過ごすようスケジュールを立てるのが良いでしょう。
習い事も良いですが、自宅や図書館に行って読書習慣をつけるとか、家でお手伝いをさせるなど、習い事からは得られない経験を体得することで、心身ともに健やかに育つことが出来るようになりますね。
お子さまへいろいろな経験をさせておきたいという親御さんの気持ちも分かりますが、現在、習い事でいっぱいいっぱいになっていると感じられるお子さまでしたら、一度現在の習い事を見直してみるのも良いですよ。
小学生の習い事の時間はどのくらい?
習い事の回数の次に気になるのが、習い事にどのくらいの時間を使っているのかが気になるところです。
一般的には学習系の塾、スポーツ系の習い事もほぼ1時間程度が多くなっています。
週に2~3回の習い事ですと、2~3時間は学校から帰って費やしている換算になります。
ただし、習い事も学習系やピアノなどの楽器関連になると、ご家庭で事前に予習や帰ったあとも復習などの時間を捻出しなければなりません。
その他に、学校から出されている宿題など、お子さまにとってはかなり負担と感じる子もいるでしょう。
習い始めの頃は、周囲が通っているからとか、親御さんの思いで通わせているなどから始まっているのかも知れませんが、気付いた時にはかなりお子さまの負担になっている時もありますので、日頃のお子さまの活動状況をみて、習い事の数や時間をどのくらいにしてあげるのかを判断してあげてください。
高学年位になれば、お子さま本人とよく話し合うことも必要です。
週2~3回(2~3時間)程度の習い事ならまだ大丈夫でしょうが、お子さまにより異なりますので、ご自分のお子さまのレベル、体力などに合った遣り方で、継続するようにサポートしてあげましょう。
小学生で習い事は必要?
そもそも、小学生で習い事は必要なのでしょうか。
先ほども述べた通り、国立や私立の中学などを選択するのであれば、どうしても周囲よりは一歩抜き出た取り組みを行わせたいところですが、やはりお子さまの取り組み意欲が最終的に決める判断となります。
小さい頃は取り敢えず何でもやらせて、経験を踏まえて本人に決めさせていきたいという気持ちも分かりますが、あくまでも本人の意思を尊重してあげなければなりませんので、くれぐれも親御さんの強い思いだけで習い事を増やしていくのはちょっと考え直す余地もありそうですね。
水泳などは確かに、技術を身に付けると同時に健康的な体を作る意味でも、習うメリットはありますし、英語などもこれからの世代では必須になってくるでしょう。
一概には習い事の要不要は言及出来ませんが、お子さまが楽しみながら継続できる習い事が理想ですね。
まとめ
夕方頃になると習い事に通っているお子さまの姿を多く見かけますが、ほんと最近では習い事をしているお子さまが多いですね。
サッカーなどでいきいきとして習い事に向かうお子さまの姿を見かけると、好きでやってるんだなぁと実感しますが、学習塾などでは、どうなのでしょうか。
中には嫌々ながら通っているお子さまもいるのでしょうが、勉強もご家庭でのやり方次第では、楽しく学ぶことも出来ます。
最近では習い事として外出する以外にも、各家庭で通信教育などを受講されている方も多くなっていますので、どの方法がお子さまにとって興味深く継続出来るのかをよく検討していきましょう。
ひとつの習い事にかかる費用は5,000円~8,000円が一般的になっているようです。
お子さまも大変ですが、親御さまも習い事への送り迎えや、経済的事情も含め大変ですね。