子供の進路については本人も悩む時期がありますが、傍らで見守っている親もなにかと心忙しい時期ですね。
子供の進路についてはどのようにするのが良いのでしょうか。
今回は、子供の進路について気になるところをご紹介していきます。
お子さまの進路の悩みどころについて参考にしてください。
ここでいう「進路」とは、自分の進むべき方向として、将来の仕事に焦点を当てて述べていきます。
子供の進路を決めるのはいつがいい?
お子さまの進路といっても決める時期は何度かありますね。
早いところでは、幼稚園選びの頃より、私立か公立かなど既に始まっています。
また、小学校、中学校、高校受験、そして大学受験に就職と人生の中での選択のポイントになる時期がいくつかあります。
では、お子さまの進路はいつ決めるのがよいのでしょうか。
進路については、親が決める場合や、家系的に跡継ぎなどで自ずと進路が決まってしまうケースもあります。
私なりの考えですが、幼少期から中学生くらいまではいろいろな物事を見たり聞いたりいて、経験値を増やして、今後の進路の判断材料となるものを与えてあげることが大切であると考えます。
また、判断材料ととともに判断する力を養うことも幼少期の頃から中学位までは必要になります。
親の言いなりで進んでいく家庭もありますが、ほとんどは自らの力で切り拓いていかなければならないケースがほとんどです。
苦境に立たされた時、判断に迷う際に、どのようにこれまでの経験を活かして乗り切っていくことが出来るかで人生の方向性が大きく変わってきます。
自ずから進路を決める時期は中学生から高校生頃に意識し始めるのがよいでしょう。
中学、高校を過ぎても修正はいくらでも効きますが、高校生になると習得科目が分かれてきて、理系文系をまずは決めなければならなく、その際に自分のやりたいことが大まかにでも決まっていれば、道を大きく外れることはないでしょう。
高校で習得科目(学科など)を選択するためには、中学校時代にある程度決めてあかなければなりません。
中学、高校時代で自分の進むべき進路を決めるのはなかなか難しい面もありますが、その為にも中学までの幼少期に判断材料、判断思考力をある程度養っておきたいところです。
子供の進路を決めるのにはどうすればいい?
お子さまの進路を決める時期は凡そ目途がわかりましたが、進路を決めるのにはどうすれば良いのでしょうか。
幼少期などから自分のやりたいことが明確になっているお子さまはそのまま好きな分野を伸ばしてあげることが出来ればいいのですが、何も決まっていない、決められない状態であれば、自己診断ツールなどを使って少しづつでも自分の可能性領域を見出していくのがよいでしょう。
さて、自己診断ツールですが、こちらもいろいろなものが出回っていますが、一般的には「自分は~のほうだ YES NO」みたいなアンケート形式に応えていくと最終的に「あなたは~のような性格で~なので、〇〇の職業に向いているでしょう」(笑)みたいなツールが多いですね。
これでは、職業が限定されてしまいますので、かえって可能性を狭めてしまうことにもなりかねません。
「あなたは人を助けることに向いているので、医者がおすすめです!」(笑)なんて出たらどうでしょう。
考えてもみなかった業種などに必死に勉強を始めなければならなくなったりしちゃいますね。
私がおすすめするのは、「マインドマップ」をおすすめします。
マインドマップは自分を客観的に見ることも出来、自分が一体何で悩んでいるのか躓いているのかなどを浮き上がらせて自分の課題と取り組むべき事項が明確になってきます。
一度お試ししてみることをおすすめします。
マインドマップはある程度、やり方の基本を知って訓練も必要です。
子供の進路を決めるのに親はどうすればいい?
お子さま自信で気付いていない、良い面や好きなことなどを親として伝えてあげることも必要です。
また、ご自身の進路を決めてきた経験などを失敗談なども交えて話してあげることもヒントに繋がるでしょう。
やってはいけないことは、強制的に物事を決め、押しつけてしまうことです。
可能性を十分に引き出してあげて、「失敗しても大丈夫!」といった安心感を与えてあげられるくらいに広い心で見守ってあげることです。
まとめ
最終的にはお子さまの人生、お子さま自身で切り拓いて進んでいかなければなりません。
お子さまの信じた道をそっと応援して背中を押してあげましょう!