節分には豆まきですが、幼稚園や保育園に通っているお子さまがいるご家庭では、先生や親が鬼の役をやらなければならないときもありますね。
幼稚園や保育園だけではなく、自治会や地区の集まりなどでも鬼の役を演じなければならない時もありますので、今回は鬼役をやらなければならない際の、鬼の衣装関連について気になる点をご紹介していきます。
子どもたちに気に入ってもらえる?怖がられる?鬼になれるかな??
節分の幼稚園で鬼の衣装はどうする?
鬼の役をやる際や、準備を任された際に気になるのが、鬼の衣装ですね。
鬼の衣装は100円均一店などでも手に入りますが、手作りもそれほど難しいものではないので、個性的な鬼にする為にも、手作りで仕上げてみてはいかがでしょうか。
赤鬼、青鬼いずれにしても、手作りで作るのは基本的に3つです。
・お面
・トラ柄パンツ
・金棒
赤鬼、青鬼に合わせて赤色、青色のシャツ、トレーナー、タイツなども用意したいところですが、用意出来なければ、ジャージなどを着用し、ジャージの上からトラ柄のパンツを付ければ大丈夫です。
■トラ柄パンツの作り方
・はさみ(カッター)
・のり
・色画用紙(黄色、黒色)
・スズランテープ
①黄色の画用紙を鬼のパンツの形に切り取っておきます。
②黒い画用紙を蛇腹状に折り畳み、はさみで適当に切っていきます。
あまり大きく切らないようにするところがポイントです。
③切り落した紙をさきほどの黄色のパンツにのりで貼っていきます。
④黒の画用紙を帯状(幅5~10㎝、長さ30~40㎝)にし、パンツのウエスト部に取付ます。
⑤黒画用紙で作った帯状のウエスト部の両サイドに穴をあけて、スズランテープを通して自分のウエストで結べる長さにします。
パンツを履くのではなく、前面に取り付ける感じにしますので、大きさは自分の体のサイズと比べながら作成してみてください。
ビニールテープの黒色をトラ柄に合わせた形で貼っていくのもひとつです。
また、なまはげみたいな感じになってしまいますが、藁などを貼っていくのもリアル感が出ますね。
節分の幼稚園で鬼のお面はどうする?
次に鬼のお面作りですが、こちらは一般的なお面を作る要領でいきましょう。
■鬼の面の作り方
・はさみ(カッター)
・のり
・毛糸(黒かグレー)
・輪ゴム
・青(赤)色画用紙
・黒色画用紙
・白色画用紙
・茶色画用紙
①青もしくは赤(鬼の色)の画用紙を鬼の顔の輪郭に切っていきます。
大きさは自分の顔に合うように切りましょう。
②毛糸を髪の毛の所に適当なボリュームで取り付けます。
③白と黒の画用紙で目を作ります。(白目と黒目)
④茶色の画用紙で鬼の角を作ります。好みに応じて1本か2本出し。
⑤まゆ毛(黒の画用紙)、鼻(茶色の画用紙)と口(黒画用紙で一文字かへの字)を好きな形に作り、白画用紙で牙を作って貼ります。
⑥耳の部分に穴を開けてゴムを通します。
口や目を作るのが手間であれば、マジックなどで描いてもいいですね。
お子さまに合わせて、かわいらしい鬼、怖い鬼、愛嬌のある鬼をイメージして作ってみると楽しいですよ。
鬼が持つ金棒は、ダンボールなどをまるめて銀色のスプレーで色を塗るか、アルミホイルなどを巻きつけてもいいです。
節分の幼稚園で鬼の衣装は買う?
手作り方法はいかがでいしたでしょうか?
鬼の衣装は手作りで子どもたちに愛嬌のある鬼にしたいところですが、とはいってもなにかと忙しかったりで作る時間が取れない方や作るのが面倒な方は、100円均一店などでお手軽に購入するのもありです。
お面や衣装(鬼のパンツ)、金棒など一式揃っていますので、時間もかからず、安く済ませることが出来ます。
基本的な衣装を購入して、お面に髭を付けたり色を少し加えたりするなど、購入してきたものに少しアレンジをするだけでも、個性的な鬼の完成です。
いろいろと工夫してみましょう。
まとめ
衣装が出来上がっても、あまり動きがない鬼ですと節分が盛り上がりませんので、衣装が決まった後は、鬼の動きや声の出し方など、お子さまたちが適度に怖がるような演出を検討しましょう。
お子さまの豆を受けて、お子さまが元気な一年を過ごすことが出来るよう、邪鬼払いの儀式をお子さまたちと一緒に楽しく過ごしたいですね。
ちなみに、鬼のパンツはヒョウ柄ではなく鬼門である丑寅の方角にちなんでトラ柄になりますので、お間違えなく!