年末時期などの大掃除に限らず、日々のお風呂掃除はどのうよに実施されていますでしょうか。
お風呂やトイレ、洗面所、台所など家庭内の水廻りはとくに汚れが激しくなるので、定期的に綺麗にしておきたいところです。
今回は、お風呂掃除の気になる部分をキャッチアップしてみました。
年末の大掃除に向けても、是非参考にしてください。
お風呂掃除の頻度はどのくらい?
お風呂掃除はどの程度の頻度で掃除をすれば良いのでしょうか。
お風呂と言っても、ユニットバスタイプやシャワータイプ、ステンレス製の浴槽などありますね。
また、日々の使用についても、シャワーのみの方も居れば、入浴される方など、使い方も様々です。
浴槽(室)タイプや使用方法、使用頻度によっても汚れ具合、汚れる箇所などは異なってきますが、入浴、シャワーのいずれの使い方にしても基本的に浴室を使う際には、使用前もしくは使用後には洗っておきたいものです。
湿度が高く、水滴などが付いている状態となりますので、やはり日々掃除をしていないとカビの発生にも繋がってきます。
最近では強力なカビ落としなどの洗剤も出ていますが、やはりゴムパッキンの部分や細かい部分などに発生したカビはなかなか落ち難いものです。
また、ピンク状のヌメリも発生しますが、これはカビではなく「酵母」に分類される「ロドルラ」という種類の真菌です。
このヌメリである酵母は水のある場所に増殖し、目に見えるまでの増殖する速さが、カビと比べてとても速いです。
・カビ 2週間程度
・酵母 2日程度
酵母は2日程度で目に見えるほどに増殖しますので、掃除をしていない時など頻繁に目にすることとなります。
このピンク上の菌は発生しやすいのですが、乾燥に弱く、簡単に洗剤などで落ちますので、日々の掃除で綺麗にしておくことが出来ます。
お風呂場には以下のような汚れの原因となるものがありますので、小まめに掃除する必要があります。
・水アカ
・湯アカ
・皮脂
・髪の毛
・カビ
・ヌメリ
使用後に洗った際でも、次に浴室を使う際などは、さっと流してから使うようにすると良いでしょう。
とくに浴槽内には埃なども溜まりやすいため、時間が空いた際には洗い流すようにしましょう。
ユニットバスのエプロンの内部についても見えない部分だけに汚れの度合いが気になるところですが、エプロン内部の奥は手が届き難く、また、浴槽のタイプによってはエプロンの取り外しが難しいものもありますので、取扱説明書などを見て自分で頑張るか、それでも難しい場合は業者に頼みましょう。
また、ユニットバスの浴槽表面や浴室内壁面など、通常は洗剤を付けてスポンジなどで洗って流しますが、流した後も、手で触ると意外とざらつきが残っているの気が付きます。
水やお湯で流す際に、手で摩りながら流すようにするとざらつきが取れます。
少し大変ですが、お試しください。
最近ではざらつきが残らない洗剤も発売されているようですが、私が試した限り、きれいにざらつきがなくなる洗剤には今のところ、出会えていません。
お風呂掃除で排水溝はどうしてる?
お風呂掃除でも最も汚れが集中する、排水溝の掃除はどのように掃除をしていますでしょうか。
ユニットバスタイプの場合などでは、排水溝の構造が少々複雑になっていますので、取扱説明をよく読んで、取り外し清掃するようにしましょう。
基本的な構造はゴミ受けがあり、その下の部分に排水溝を覆うような形でトラップと呼ばれるカバーのようなものが付いています。
このトラップを外すと悪臭が漂い、皮脂などのアカがこびり付いているのが見て取れます。
ゴム手袋やマスクなどを着用して、清掃すると良いですね。
掃除の期間があいてしまうとその分、悪臭や汚れ具合が酷くなってきますが、日々掃除するのであれば、それほど酷い状態にはなりませんので、掃除を楽にするためにも、期間は空けずに定期的に掃除をするようにしましょう。
私の場合、ゴム手袋もマスクも付けずに素手で掃除をしてしまいますが、もともとは私達からの汚れが溜まったものですから、気持ちを込めて掃除しましょう。
また、排水溝を掃除する際には、市販のブラシや使い捨ての歯ブラシなどがあると便利です。
髪の毛なども溜まっていますので、まずは髪の毛や大きなゴミを取り除いたうえで、小まめにブラッシングでカビなどを除去していきましょう。
水が溜まっている底の方も黒ずみなどで汚れていますので、浴槽や浴室名内壁面を洗うスポンジとは別にスポンジを用意し、洗いましょう。排水溝は汚れが大きいので、洗う道具は排水溝用に分けてあるとよいです。
カビが目に付く所は、通常のお風呂用洗剤では落ちませんので、カビ落とし専用の洗剤で対処しましょう。
カビ落とし洗剤は十分に換気を行い、他の洗剤と混ぜて使うことのないように注意してくださいね。
お風呂掃除の道具はどこに置いている?
お風呂掃除の道具にも様々なものがありますが、一般的に使われているのは以下のものが多いです。
・洗剤
・カビ落とし用洗剤
・スポンジ
・ブラシ
・バケツ
お風呂を掃除する道具を浴室内に置いておくことで、道具自体にカビなどが発生する可能性もあります。
洗剤やシャンプーなどの容器類も底の方の床面と触れる部分にカビ発生しやすくなります。
掃除が終わったら、バケツなどにまとめて入れて、水や湿度が抑えられる浴室の外へ置くのが良いでしょう。
可能であれば、スポンジやブラシ類は天気の日などは日光に干すなどしておくと殺菌効果も得られます。
容器類も定期的にスポンジなどで拭き取るだけでもヌメリなどが抑えられます。
また、換気扇が付いている場合は、お風呂上りなどに一定時間換気することで湿気を少なくすることが出来ます。
窓があれば窓を開けて湿度を下げるのも良いですね。
まとめ
浴室はじめ、台所の流しや洗面所、トイレなど水廻りは毎日使うところですので、汚れもそれなりに発生しやすくなります。
毎日頻繁に使う所だけあり、すぐに汚れが出てしまう為、掃除するのも億劫になりがちですが、掃除の期間を空けてしまうことで、汚れが浸透してしまい、さらに掃除をするのが大変になってきますので、毎日少しでも構いませんので、掃除するよう心掛けましょう。
これから年末に向けて大掃除する機会もありますが、日々の掃除をしておくことで大掃除も比較的楽に済むことでしょう。