お子さんがいるご家庭、とくに小学生などのお子さんをお持ちのご家庭では、毎度、学校などで作った図画工作を持ち帰ってきた作品等をご自宅でどのように保管したら良いのか悩まれたことがあるのではないでしょうか。
幼稚園や保育園にはじまり、小学校などから作って持って帰ってくる図画工作などの作品などは、持って帰ってきた当初は、飾ったりして新鮮な気持ちで見ていますが、さすがに5年分、6年分となってくると、机の隅の方や、物入れに煩雑に入りっ放しでかさばってきますね。
スペースにゆとりのある家にお住いの方なら、ある程度は飾っておけるかも知れませんが、なかなか綺麗には片付いてこないものですね。
かと言って、お子さんの貴重な思い出の作品ですので、処分してしまうのも、なんとなく気が引けますね。
今回はお子さまの学校から持ち帰った、創作物、作品などの保存方法等について、気になる点をまとめてみました。
子供の作品の収納はどうしている?
お子さんの学校で作ってきた図画工作物ですが、何年前の物から飾られていますでしょうか。
飾っておくのはいいですが、お子さんが2人、3人のご家庭などは作品物だらけでいっぱいというご家庭もあるのではないでしょうか。
一度きちんと整理することで、かなりすっきりした感じになるので、年末を迎えて忙しくなる前に、徐々に整理してみてはいかがでしょうか。
まず、お子さんの作品ってどんなものがありますか。
・(紙)粘土で作られた作品
・絵画(画用紙類)
・折り紙
・木工作品系
・段ボール作品系
・自由研究などの冊子
・ペットボトル作品系
ざっと、こんな感じのものがご家庭内に飾られている、もしくは散乱しているのではないでしょうか。
取り掛かりとして、日常使っていて便利なもの、例えば、鉛筆立てのようなものや小物入れのようなもので、置いておいても違和感がなく利便性を保っているものについては、そのままでいいですね。
次に、絵画や工作物で、部屋に飾る場所がきちんとキープされていて、こちらも見映え的に違和感がなければ、そのままで良いのですが、飾る絵などについては、複数枚あるのであれば、最もお気に入りや思い出のあるもののみを飾るようにすると良いでしょう。
残ったものは、何となく置いてある状態捨てる捨てられない物のはずですので、保管物として片付けていくようにしましょう。
絵画類は、出来れば学年別などにして重ねてしまえば良いですね。
次に木工系やペットボトル類などの工作物ですが、こちらについては、衣装ケースや保管BOX(段ボールでもOK)を用意して、まとめて保管しておきましょう。
その際にも、学年別などにしておくと良いですね。
一般的な保管方法ですが、これがなかなか出来ていなく、お子さまが持ち帰った際には、家族内でも興味深く喜んで見ていますが、いつしか存在はしているものの、なんとなく見慣れた光景となって気付いたら溢れかえっている状態になります。
一般的な家庭内のお片付けも同じですよね。
テレビ、雑誌などで、ちょっとした収納工夫はされていますが、まずは取り掛かる気持ちと行動が大事です。
この記事を見て、「よ~し!」という気持ちになっていただけたら幸いです。
子供の作品は捨てていますか?
次に、片付けで一番大事なことは捨てることですが、やはり溜まっていってしまうものはどこかで処分しない限りは、物置などにしまう以外ないですよね。
お子さんの作品については、処分されている方も多いようです。
でもさすがに、持ち帰って2~3日後にポイッではちょっと寂しいし、頑張って作ってきたお子様にも失礼ですね。
こんな時には、先ほど保管BOXや衣装ケースなどに収納したものに収納日を書いて貼っておき、1年間様子を見てお子さんが気に入っているようであれば、継続して保存するし、なにも関心がないようであれば思い切って処分しましょう。
1年ではちょっと期間が短いと感じる方は、延ばしても良いとですが、1年間気にも留めなかったものは、やはりその先もあまり触れることはないかなと感じます。
絵画などについては、こまめに出来るのであれば、定期的に替えて飾るのも良いですね。
ちなみに、私のかわいい(?)時代の頃の作品もとってあったような気がしていましたが、いつの日かどこにいったのか、もしかしたら実家の物置?いつしか、捨てられている?
こんな感じになりますね。
子供の作品は撮影して残す?
もうひとつポイントとしては、保管、処分の過程において、作品を個別に撮影しておくことですね。
とくに工作物などは作品のまま保存しておくと、スペースも余分に取りますので、写真にして残しておくのが良いです。
撮影したものは日付別などにしておくと、お子さまの成長の様子と重ねて見ることが出来るのでおすすめです。
また、立体的な工作物や動きがあるものについては、動画としてビデオカメラなどに収めてPCなどに保存しておくのも良いですよ。
写真や映像にすることで、物置や押し入れの奥から出す手間もなくなりますし、忘れ去られることもないので、撮影して残しておくことは是非お試しください。
お子さんが持ち帰った当日に撮影しておけば、お子さんのテンションもまだ高いので、お子さんと一緒に作品も撮影できるので、作品が溜まってしまう前に都度、撮影しましょう。
作品が溜まってしまうと、それだけで撮影も苦になってきますので、ご注意を。
撮影できた後は、やはり一定期間を見て、処分するものとしないものに分けて、整理をするようにしましょう。
撮影しても残したままでは同じです。
最後は、断捨離と決めて思い切りも必要です。
まとめ
お子さんの作品類は成長の証でもあるので、なかなか捨て難いものですよね。
でも、時が経ったときに、それらの作品って誰が見るのでしょう。
お子さんがやがて自立して一人暮らしなどをはじめ、やがて結婚して今の家に住まなくなったりすると、なおさらご本人は目にする機会がほとんどないですね。
親が片付けをする際などに目にして懐かしむことになる、感じでしょうか。
やはり、写真などに収めてアルバムにし、ご家族も本人もいつでも思い出に浸ることが出来る環境にしておくのが望ましいですね。
写真であれば、遠く離れたおじいちゃん、おばあちゃん、親せきなどへも送ることも出しますし、また、最近では作品の収納保管サービスや作品を絵本風に仕上げてくれるサービス、スマホなどで作品を撮影して様々な記録として残してくれるアプリなども出ているようです。
ご自宅だけで保管が困難という方は、こういったサービスも調べて利用してみるのも手ですね。
また、お子さんのテスト類なども残っているご家庭もあるのではないでしょうか。
テスト類なんかもいつ見返すか分からないものですので、同じく写真に収めてしまうの良いですね。
良い点ならいいのですが、悪い点を残すとなると、後々大人になった際に、ほろ苦い感じですが、それも思い出です。
成長の証、工夫して思い出として残せるようにしていきましょう!