首都圏近郊では桜のピークも過ぎて葉桜になってきているところも多くなってきました。
桜の時期が終わるとなんとなく物寂しい感じがしますが、これからの時期はツツジが私たちの目を和ましてくれます。
今回は東京近郊のツツジの気になるところについてご紹介してまいります。
桜とはまた違った美しさ彩りを見ることが出来ますので、是非ツツジを見に出掛けてみましょう。
東京近郊でツツジの見所は？
東京近郊でツツジを観賞できるところが以外にも多くあり、首都圏内に住んでいる方などは、すぐに行くことが出来る方も多いのではないでしょうか。
■東京都内ツツジ観賞スポット
・平成ツツジ公園
練馬区
650種類 16,000株
本数も多いですが、種類も多く、彩りを楽しむことが出来ます。
宇宙飛行士の向井千秋さんがスペースシャルトルへ持ち込んだ種子から開花した「宇宙ツツジ」なども見所です。
・西沢ツツジ園
世田谷区
90種類 15,000本
無料で開放されている園内ではツツジや植木の販売も行われています。
・新宿御苑
新宿区
東京でお花のスポットと言えば新宿御苑は外すことの出来ないスポットですね。
桜の見頃が終息に向かって人の混み合いも徐々に落ち着いてきたいまは、ツツジと合わせて様々な草花を観賞することが出来ますので、おすすめです。
・塩船観音寺
青梅市
20,000株
塩船という船の形に似ているところから名付けられたお寺ですが、斜面に植えられた約20,000株のツツジには圧巻されます。
・皇居東御苑
千代田区
庭園に広がるツツジを見ていると江戸の情緒を味わことも出来るのではないでしょうか。
・神代植物公園
調布市
ツツジも合わせ、約4800種類、10万本の植物がある植物園なので、色々な花々を楽しみたい方へおすすめです。
・小石川植物園
文京区
70種類
徳川綱吉が小石川御薬園を作ったのがはじまりといわれている植物園ですが、ツツジ園自体の規模は小さいものの全国各地のツツジを見ることが出来ます。
・根津神社
文京区
3,000株
東京でツツジの定番と言えば根津神社が挙げられるほど、有名なスポットです。
早咲きから遅咲きのツツジが揃ていて長い期間楽しむことが出来ます。
東京近郊でツツジの見頃は？
ご紹介してきた通り、都内近郊では数多くのツツジスポットがありますが、いずれも見頃は4月中旬～5月上旬となっていますので、ゴールデンウィークに出掛けてみるのもちょうどよいですね。
各所有名所ですので、ゴールデンウィークなどにお出掛けになる際には、混雑も想定しておく方が良いでしょう。
場所によっては有料となっている所もありますし、飲食持込が禁止となっているところもありますので、出掛ける際には各HPなどで調べてから出掛けるようにしましょう。
東京近郊でツツジの種類は？
スポットによっては数百種類という多くのツツジが存在しているところもあるようですが、ツツジには「霧島ツツジ（江戸霧島）系」や「琉球ツツジ系」、「久留米ツツジ」「平戸ツツジ」など数多くの種類があります。
日本全国の山地などで良く見かけるツツジは「ヤマツツジ」となります。
種類によって色や形も微妙に異なっているツツジですので、観賞の際によくみてみるとよいでしょう。
早いところや地域によっては、桜と合わせてツツジ観賞を楽しむところもありますので、ゴールデンウィークを待たずして出掛けてみるのもよいでしょう。
まとめ
桜の華やかさまでとはなかなかいきませんが、満開になったツツジの彩りも心和やかになる美しさがあります。
桜の小ぶりな花びらとは違って大輪の花を咲かせるツツジはまた違った見応えがあります。
ゆったりとした気持ちで観賞してみるといいですよ。